
[ interview ]
なんとういう声を出すのだろう、と思って呆気にとられたのが第一印象。とんでもない声量で、力一杯に発される歌声には圧倒的に陽性の、正のエネルギーが宿っていて、それはまるで彼女の生命力そのもののように聴き手に届く。歌っているのは永原真夏という女の子。バンド名はSEBASTIAN X。無国籍のポップ・ミュージックを高らかに奏でるギターレスの4人組バンドだ。
彼らがこのたび完成させたセカンド・ミニ・アルバム『僕らのファンタジー』には、世界中のパレードをそのまま音楽に転化したような晴れやかさと、あらゆる状況をとことん肯定する強さがある。見知らぬ国々の街角で軽快に歩みを進めながら、目の前の風景を美しく塗り替えていく――そんな〈彼らのファンタジー〉とは? 永原と沖山良太(ドラムス)の2人に話を訊いた。
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