TOWER JAZZ企画!ピアニスト・ベスト盤 新作はオスカー・ピーターソン

大好評ロングセラー中のTOWER JAZZ企画ビル・エヴァンス『エヴァーラスティング・ビル・エヴァンス』に続くピアニスト・ベスト第2弾はカナダの名ピアニスト、オスカー・ピーターソン。
1950年代~1970年代のヴァーヴ、ライムライト、MPS、パブロの音源の中から選りすぐりのトラック30曲を収録の2枚組。
ピアノ・トリオによるスイング、ボッサ、バラッド演奏を中心に、技巧的なプレイによる鮮やかなソロ・ピアノ、コーラスやオーケストラが入ったナンバーなどもチョイス。ビギナーにやさしい選曲が魅力!
アルバムは全体を通じて、ソロ・ピアノに始まり、ソロ・ピアノで終わる構成。ストライド風のリズムの上を高速フレーズで跳ね回る「ア・リトル・ジャズ・エクササイズ」(ディスク1の1曲目)、「インディアナ」 (ディスク1のラスト)、「A列車で行こう」(ディスク2のラスト)では技巧派とよばれる由縁を十分理解できるでしょう。
全トラック2010年11月の時点での最新リマスタリング音源を使用!
Photo by Herman Leonard
| ディスク1の特徴 | ディスク1:曲目 |
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ピーターソンのお得意のスインギーなピアノ・トリオでの演奏をセレクト。 『プリーズ・リクエスト』に収録の「酒とバラの日々」や『トリオ・プレイズ』の「シャイニー・ストッキングス」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」などスタンダードの名解釈とそのプレイを存分に。 またオリジナル曲としては隠れた傑作『カナダ組曲』からの2曲「バラード・トゥ・ジ・イースト」「ホイートランド」は美メロ&リリシズムにあふれ、スタンダード演奏とは違った世界を展開。 ライヴ音源では9分にわたる熱演を繰り広げる「シカゴ」が必聴。後半に高速で飛ばし始めるところは圧巻。 どの曲もこれだけ弾きまくっているのにミストーンがほぼない、というのもあらためてピーターソンの驚異的なテクニックを実感。 |
01.A Little Jazz Exercise (1) リマスタリング年 |
| ディスク2の特徴 | ディスク2:曲目 |
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スインギーな演奏に加え、ボッサもの、アレンジが入ったユニークな演奏などもセレクトした“アドヴェンチャラス・サイド”。 ボッサ・ナンバーを高速スイングでこれでもかと弾きまくる「トリステーザ」で始まり、 MPS時代の名演「ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ」「不思議の国のアリス」に加え、クラウス・オガーマンのジャジーなオーケストラ・サウンドとの共演による「ウェイヴ」「イエスタデイ」などボッサ、ロック&ポップス・カヴァーやシンガーズ・アンリミテッドの透明なコーラス・ワークとの共演「いそしぎ」を収録。 最後のおまけはシンガーズ・アンリミテッドとの「セサミ・ストリート」のテーマ。 |
ディスク2:曲目 (1)2005年 24bit/192kHz |
誰でも、いつでもスインギー&ハッピーなジャズ・ピアノを。
プリーズ・ミスター・ピーターソン。
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