注目アイテム詳細

YouTubeにゲームにコミカライズ……SNSを中心に広がり続ける都市伝説の世界

BookTopicks

最近では、TikTokをはじめSNS上でも都市伝説を扱う動画が増え、さまざまなYouTuberが登場している。いわゆる“都市伝説”界隈は、ホラー系や日常の小さな噂話、裏社会にまつわるエピソードと組み合わさることも多く、幅広い層から注目を集めているジャンルだ。今回は、知れば知るほど“沼る”都市伝説の世界を掘り下げていこう。

●怖いと面白いは紙一重

“都市伝説”といえば、「やりすぎ都市伝説」でも知られる“Mr.都市伝説”こと関暁夫を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。関は“信じるか、信じないかはあなた次第”という決めゼリフで一世を風靡し、都市伝説ブームを後押しした人物でもある。

▶「やりすぎ都市伝説」DVDはこちら

また、トランプ大統領宅「マール・ア・ラーゴ」へ招かれた初めての日本人でも知られるYouTuber“Naokiman”や、ラジオ系YouTuber“たっくーTV”“コヤッキースタジオ”なども有名だ。

ちなみに2023年には怪談・UMA・宇宙人など様々な都市伝説を集めた「都市伝説展」も開催されており、延べ3万人を動員する大きなイベントとなった。好評を受け、展示内容をパワーアップした形で2025年8月にも再び開催されていることから、その人気ぶりが伺える。

さらに“都市伝説”を題材にした映像作品では、2022年公開の映画『きさらぎ駅』が大ヒットを記録。監督を務めたのは数々のホラー作品を手掛ける永江二朗監督で、映画『真・鮫島事件』や『リゾートバイト』なども話題になっていた。

様々なメディアに引っ張りだこの“都市伝説”だが、いま特に人気を集めているのが「都市伝説解体センター」という作品だ。同作は怪異や呪物、異界などの調査・解体をおこなう「都市伝説解体センター」の新人調査員になり、さまざまな依頼を解き明かしていくミステリーアドベンチャー“ゲーム”である。

漫画・ノベライズ・オーディオドラマに派生するなど大注目の「都市伝説解体センター」。2025年9月に発売された漫画「都市伝説解体センター Parallel File 1」では、集英社の少女漫画「絶叫学級 転生」でも知られる“いしかわえみ”がコミカライズを担当している。都市伝説に興味がある人は、ぜひチェックしてみてほしい。

towerbooks

セブン-イレブン受け取りサービス

タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年12月07日 12:37