「バトル」でも「コレクション」でも……世界中で大人気！衰え知らずのポケモンカード

世界中から人気を集めているポケモンカード。2009年から開催されているポケモンの公式大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス（ポケモンWCS）」にはカードゲーム部門があり、各国から勝ち抜いたプレイヤーが参加し熱いバトルを繰り広げている。「ポケモンWCS」はアメリカでの開催が多いが、2023年には横浜で開催され話題となった。

●カードバトルとしてもコレクションとしても人気が高いポケモンカード

新たな拡張パックが発売されるたびに注目を集め、販売店で開店前に長蛇の列ができるとニュースで取り上げられることも。さらにバトルだけでなく、コレクションアイテムとしても評価が高い。昔販売されていたカードや、イベントで配布されたカードなどのレアカードが高額で取引されることもしばしば。過去には1枚7億円以上で取引され、「個人販売で売られた最も高価なポケモントレーディングカード」としてギネス世界記録に登録されている。

1996年に発売を開始したポケモンカードは、実は日本初の本格的トレーディングカードゲーム。発売以来多くの人々を夢中にし、今では世界中で大会が開かれるまでに。日本では2015年から、公正公平な運営とポケモンカードを楽しむ輪を広げる目的で、「ポケモンカードゲーム 公式資格制度」がスタート。大会を開催・運営する「イベントオーガナイザー」と、公式大会の審判を務める「ルールエキスパート」があり、いずれもポケモンカード好きのプレイヤーたちによって支えられている。

2024年には、スマホでポケモンカードを手軽に楽しめる「ポケポケ」というアプリが登場。拡張パックを毎日2パック無料で開封でき、カードのコレクションが楽しめる。また、コレクションしたカードを使ってバトルも可能だ。

カードに描かれたポケモンでバトルする一方、頭脳ゲームとしての側面もあるポケモンカード。松丸亮吾が発売した書籍「ポケモンカードゲームで身につく!ロジカルシンキング」は、ポケモンカードで遊びながらロジカルシンキングを身につけることもできる。ポケモンカードゲームに関するハウツーが詰まっており、未経験者から上級者まで楽しめる内容だ。ポケモンカードをより深く楽しみたいと思っている方には是非読んでもらいたい。