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エリック・ルー『シューベルト: 即興曲集 作品90&142』SACDハイブリッド 2026年1月21日発売

エリック・リー

エリック・ルー、第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝!
新たな高みへ! シューベルトの世界を描く新アルバム登場

国内盤SACDハイブリッド


輸入盤CD


2025年10月20日、エリック・ルーは第19回ショパン国際ピアノコンクールの第1位という、世界で最も権威ある称号を手にしました。2018年リーズ国際ピアノコンクールでの優勝、そして2019~2022年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとしての活躍を経て、今や彼は真の国際的アーティストとして注目を集めています。
この絶好のタイミングで、2020年のショパン・アルバムの再発売とともに、待望の新録音――シューベルト作品集が登場します。
「これらの作品、特に作品90の即興曲とは、長い時間をかけて深く向き合ってきました。リハーサル、ステージ、録音の過程で感じた“旅”そのものがこのアルバムに刻まれています。即興曲はピアノ文学の中でも最も美しい宝石のひとつであり、シューベルトの本質そのものだと思います」と、エリック・ルーは語ります。
シューベルトの即興曲集では、感情が絶えず揺れ動き、内面の葛藤が表出します。特に作品90では表面的には穏やかな雰囲気を持つものの、その均衡はきわめて繊細で、心の奥に潜む不安や孤独が微妙な陰影として浮かび上がります。
エリック・ルーのシューベルト演奏は、その静謐な詩情と透徹した構築感において、現代のピアニストの中でも際立っています。音量で語るのではなく、音の間に漂う沈黙やハーモニーの呼吸で語るピアニズム。弱音の中に宿る緊張感、ゆらめくテンポ・ルバートの自然さ、そして内省的でありながら決して冷たくならない温かさ――静けさの中に宿る深い魂が、彼のシューベルトを唯一無二のものにしています。
(ワーナーミュージック)

※ 2025年12月には東京で優勝者リサイタルを2公演、2026年1月には入賞者によるガラ・コンサートが地方公演を含めて予定されています。

【収録曲】
フランツ・シューベルト
4つの即興曲 Op. 90, D.899
  第1番 ハ短調 : Allegro molto moderato
第2番 変ホ長調:Allegro
第3番 変ト長調:Andante
第4番 変イ長調:Allegretto
4つの即興曲 Op. 142, D.935
第1番 ヘ短調:Allegro moderato
第2番 変イ長調:Allegretto
第3番 変ロ長調:Theme (Andante)
第4番 ヘ短調:Allegro scherzando

【演奏】
エリック・ルー(ピアノ)

【録音】
2024年8月3-4日、11月23-24日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2025年11月14日 00:00