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ユーハン・ダーレネ『メンデルスゾーン、ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲』SACDハイブリッド 2025年11月6日発売

ダーレネ

スウェーデンの若き名手ユーハン・ダーレネが颯爽と弾くメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲。
合唱と共演した「揚げひばり」も聴きもの。

輸入盤SACDハイブリッド


スウェーデンの若き名手ユーハン・ダーレネは、これまでにチャイコフスキーやバーバー、ニールセンやシベリウスの協奏曲録音で高い評価を得てきましたが、最新アルバムでは、ヴァイオリン協奏曲の人気作、メンデルスゾーンとブルッフ、さらにヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」に挑みます。メンデルスゾーンの協奏曲ではマリン・ブロマン、ブルッフではジェンマ・ニューの指揮によるスウェーデン放送交響楽団と共演し、その抒情と輝きに満ちた演奏を聴かせます。アルバムの最後を飾る「揚げひばり」は、もともと1914年にヴァイオリンとピアノのために作曲され、その後オーケストラ版が広く知られるようになった作品です。ここでは通常の版ではなく、作曲家で指揮者、ピアニストとしても活動するポール・ドレイトン(1944年生まれ)による混声合唱とヴァイオリンのための編曲が演奏されています。この版は、英国の詩人ジョージ・メレディスの詩を抜粋したテキストや言葉のないヴォーカルラインを加えることで、音楽に新たな詩情と広がりを与えています。独奏ヴァイオリンの自由なカデンツァが鳥のさえずりを思わせる旋律を紡ぎ、合唱は大地と天空の架け橋となり、作品が持つ自然との一体感をより鮮やかに浮かび上がらせます。ドレイトンはこの編曲をスウェーデン室内合唱団に献呈しており、今回の録音ではカスパルス・プートニンシュが合唱団を指揮、豊かなハーモニーで作品を新たな境地へと導いています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
1-3. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64(1844)
4-6. マックス・ブルッフ(1838-1920):
ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26(1866)
7. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):揚げひばり(1914/21)
- P.ドレイトンによるヴァイオリンと合唱編(2019)

【演奏】
ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン)
スウェーデン放送交響楽団…1-6
マリン・ブロマン(リーダー&指揮)…1-3
ジェンマ・ニュー(指揮)…4-6
スウェーデン放送合唱団…7
カスパルス・プトニンシュ(指揮)…7

【録音】
スウェーデン、ストックホルム
2021年4月26-29日 Berwaldhallen…1-3
2025年1月21-22、24-25日 Berwaldhallen…4-6
2021年10月19-20日 スウェーデン放送第2スタジオ…7

総収録時間:70分

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2025年10月09日 00:00