累計発行部数は全世界で100万部突破!アニメ制作&実写ドラマ化も決定したマンガ「ひらやすみ」が今アツい

雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されている、漫画家・真造圭伍のマンガ「ひらやすみ」。アニメ化&実写ドラマ化が発表され、今大きな注目を集めている。どのような魅力にあふれた作品なのか、詳しく見ていこう。
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●あったかくてちょっぴり切ない癒やしの物語
「ひらやすみ」の主人公は、東京の阿佐ヶ谷に住む29歳の好青年・ヒロト。定職はなく恋人もいないが、将来に対して不安を感じているような様子はないお気楽な自由人だ。 物語の序盤では、ヒロトが仲良くしていた独り身の高齢女性から、一戸建ての平家をタダで譲り受けることに。そこへ大学へ入学したばかりの従姉妹・なつみも住みはじめ、共同生活をスタートさせる。
ほっとするような温かみのある作画や、素朴な雰囲気あふれる世界観に加えて、どこか切なさも感じられるストーリーが魅力の本作。2023年には「手塚治虫文化賞」マンガ大賞にノミネートされたほか、2024年にはイタリアでおこなわれた欧州最大級のコミックフェスティバル「ルッカコミックス&ゲームズ2024」で最優秀連載コミック賞を受賞するなど、国内外で注目を集めている。
また2025年7月22日には、アニメ化と実写ドラマ化の決定がそれぞれ発表された。アニメの制作は、映画およびアニメシリーズ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を手がけたProduction +h.が担当。一方の実写ドラマは、2025年秋からNHKの夜ドラ枠で放送される予定だ。
なお原作コミックスは、全世界での累計発行部数がすでに100万部を突破。7月30日時点で最新刊の第9巻までが発売されている。なかでも第1巻は登場人物たちの出会いを描いたエピソードが満載で、つい時間を忘れて読み進めたくなるような魅力が詰まっている。ドラマ化とアニメ化が控える今だからこそ、ヒロトたちの心温まる日常をコミックスでチェックしてみてはいかがだろうか。
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タグ : レビュー・コラム
掲載: 2025年08月20日 16:14

