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ヴェロニカ・エーベルレ(vn)ラトル&ロンドン交響楽団『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲』LPレコード 2025年5月28日発売

エーベルレ

【初回封入タワレコ特典】解説付きアナザージャケット
執筆者:音楽ジャーナリスト 寺西肇

LSO LIVEから、注目のアナログ盤が登場!
人気ヴァイオリン奏者エーベルレのソロによる
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲!


輸入盤LPレコード


ヴェロニカ・エーベルレのベストセラー盤がアナログ盤で登場します。完璧な技巧、そして気品ある確固とした音色。世界屈指の実力派として人気のエーベルレの初の協奏曲アルバムいうこともあり、CD盤は発売当時から高く注目、評価されております。カデンツァはヴィトマン。

エーベルレは2006年にベルリン・フィルとベートーヴェンの協奏曲を演奏して一挙に世界の注目を集めましたが、その時の指揮者もラトルでした。カデンツァは、イェルク・ヴィトマンがこのエーベルレとラトル&LSOの録音のために書いたもの。ベートーヴェンがこのヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲に編曲した際に書いた、ティンパニとヴァイオリンソロの対話も印象的なカデンツァに倣って、ここでもティンパニが登場。さらにコントラバスも加わり、時に三者による演奏の場面もあり、さらに種々の奏法が盛り込まれた超絶技巧で、聴きどころ満載のカデンツァとなっております。

※CD(LSO-5094)に収録の《ヴァイオリン協奏曲ハ長調 WoO5 ~アレグロ・コン・ブリオ(断片)》は収録されておりません。
LSO LIVE

【曲目】
[LP] ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
(カデンツァ:イェルク・ヴィトマン)
[Side A]
1. I. Allegro ma non troppo
[Side B]
1. II. Larghetto
2. III. Rondo. Allegro

【演奏】
ヴェロニカ・エーベルレ(ヴァイオリン)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
2022年3月11,12日、ロンドン、LSO セント・ルークス、ジャーウッド・ホール
総収録時間:52分58秒

エ-ベルレ
初回封入タワレコ特典絵柄

ヴェロニカ・エーベルレ
1988年南ドイツのドナウヴェルトに生まれ、6歳でヴァイオリンを始める。
その4年後、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院のジュニア・クラスに進み、オルガ・ヴォイトヴァに師事。クリストフ・ポッペンに一年間個人レッスンを受けた後、ミュンヘン音楽大学に入学し、2001年から2012年までアナ・チュマチェンコのもとで研鑽を積む。
2006年のザルツブルク・イースター音楽祭で、ラトル指揮ベルリン・フィルとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏、一挙に世界の注目を集める。

2003年にマインツで開催されたイフラ・ニーマン国際コンクールで1位に輝き、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭とメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭では聴衆賞を獲得した。
また、2011年から2013年までBBCラジオ3の新世代アーティストに、2010年から2012年までドルトムント・コンサートホールの"ユンゲヴィルデ"アーティストに選ばれた。

長年にわたり、日本財団、ボルレッティ・ブイトーニ・トラスト(2008年にフェローシップ)、若いソリストのためのオルフェウム財団(チューリヒ)、ドイツ音楽生活財団
(ハンブルク)、ユルゲン・ポント財団(フランクフルト)など、多くの権威ある団体から支援を受けている。
使用楽器は日本音楽財団から貸与されたストラディヴァリウス「ドラゴネッティ」(1700年製)。