注目アイテム詳細

ムーティ~“カヴァレリア&道化師”、アッカーマン~“こうもり” SACDハイブリッド各2枚組 歌詞対訳付 タワレコ限定 2025年5月30日発売

カヴァレリア・ルスティカーナ

タワーレコード・オリジナル企画盤  WARNER x TOWER RECORDS

高音質に特化したSACDシリーズ 名盤に相応しい音で蘇る!
好評オペラ企画最新作 ムーティとアッカーマンの名盤2タイトル
最新「Definition Series」 第67弾 各特別価格

1. マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」&レオンカヴァッロ:「道化師」
カレーラス、カバリエ、スコット、ムーティ&フィルハーモニア管弦楽団、他/ 1979年録音
2. J.シュトラウス2世:「こうもり」全曲 <生誕200年記念企画>
シャイラー、マルティーニ、ルートヴィヒ、アッカーマン&フィルハーモニア管弦楽団、他/ 1959年録音

SACDハイブリッド各2枚組


旧EMI音源 ステレオ録音 新規で192kHz/24bit化音源使用
歌詞対訳付 世界初SACD化 各2枚組6,600円(税込)
各800セット限定シリアル・ナンバー付SACDハイブリッド盤
本国オリジナル・アナログ・マスターテープからの最新マスタリング(192kHz/24bitで高品位デジタル化後に
SACD層、CD層、それぞれ別個にマスタリング)
マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
デジパック仕様、岸純信氏、浅里公三氏による新規解説付、解説書合計88ページ(1)、144ページ(2)
オリジナル・ジャケット・デザイン使用

2025年5月30日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン   企画・協力:東京電化株式会社

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新作は、好評のオペラ2作を取り上げます。ムーティはこれまでも当企画で多く取り上げてきており、今回の2曲はアナログ録音末期の名盤として評価が高いアルバムです。同郷の作曲家でありますが従来の慣習を極力排し原曲に準拠した姿勢が反映されたこれらの録音は、ムーティのオペラ録音の中でも注目すべき作品であり優秀録音でもありますので、今回のSACD化に注目ください。そして、ヨハン・シュトラウス2世生誕200年記念企画としまして多くの音源の中から、あえてアッカーマン指揮によるステレオ録音の「こうもり」を今回取り上げました。この音源が早世したアッカーマン最後のEMI録音であり、本国の豪華歌手陣が参加した類稀なオペレッタ録音です。必ずしも復刻に恵まれなかったこの素晴らしい録音を、今回の周年企画として最新で復刻します。それぞれ今回の高音質での復刻が果たす意義を意識していただけますと幸いです。当企画のオペラ音源は歌詞対訳を収録していますので、素晴らしい音質で蘇った高音質と合わせ、最良のパッケージとしてお楽しみください。
いずれも過去に市販等で再発が行われてきたものですが、この企画の本質的な目的のひとつでもある、録音当時の音色を最新で蘇らせるということ、すなわちその時代、その場所にまるでタイムスリップするかのような感覚をリスニングにより追体験できることを目指し復刻を行っています。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを行っていますので、ぜひ各アルバムを比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。

<制作に関しまして>
当企画では、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換後にマスタリングを行い、別途CD層用としてPCMでもマスタリングを施していますので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっています。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングを行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけています。
当シリーズでは未だ高品位でデジタル化されていない音源を新たに取り寄せておりますが、一部では経年変化による不具合等が生じている箇所もございますことを、ご了承ください。時間と技術との狭間で、最大限の尽力で後世に残る音源を今後もリリースしていきたいと考えています。
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義した新シリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

カヴァレリア・ルスティカーナ

マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 全曲、レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 全曲(歌詞対訳付) (2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
ホセ・カレーラス、モンセラ・カバリエ、レナータ・スコット、リッカルド・ムーティ、フィルハーモニア管弦楽団、他

[TDSA-315/6 (2SACDハイブリッド)6,600円(税込)] POS: 4943674411191

SACD 하이브리드


【収録曲】
<DISC1> Total time 74:09
1. ピエトロ・マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲
 (台本:ジョヴァンニ・タルジョーニ=トッツェッティ&グイード・メナッシ)
<DISC2> Total time 75:53
2. ルッジェーロ・レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」全曲
 (台本: ルッジェーロ・レオンカヴァッロ)
【演奏】
(DISC1)
サントゥッツァ(村の娘):モンセラ・カバリエ(ソプラノ)、
トゥリッドゥ(村の青年):ホセ・カレーラス(テノール)、
アルフィオ(馬車屋):マッテオ・マヌグエラ(バリトン)、ローラ(アルフィオの妻):ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ)、
ルチア(トゥリッドゥの母):アストリッド・ヴァルナイ(メゾ・ソプラノ)
(DISC2)
ネッダ(女優、カニオの妻。劇中劇ではコロンビーナ役):レナータ・スコット(ソプラノ)、
カニオ(座頭。劇中劇では道化師役):ホセ・カレーラス(テノール)、
トニオ(のろま役の喜劇役者。劇中劇ではタッデーオの役):カリ・ヌルメーラ(バリトン)、
ペッペ(喜劇役者。劇中劇ではアルレッキーノの役):ウーゴ・ベネッリ(テノール)、 シルヴィオ(村の若者):トーマス・アレン(バリトン)
サウスエンド少年合唱団 (合唱指揮:マイケル・クラッブ) (DISC 2)
アンブロジアン・オペラ合唱団 (合唱指揮:ジョン・マッカーシー)
フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ (指揮)
【録音】
2-7 August 1979, Watford Town Hall, Watford (Disc1)、 30 & 31 May, 1, 2 & 4 June 1979, Kingsway Hall, London (Disc2)
【Original Recordings】
Producer: John Mordler、 Balance Engineer: Peter Bown
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

<マスカーニ没後80年企画>
ムーティによる1979年収録のヴェリズモ・オペラ最高峰の2作を最新復刻!今回の発売のために新規で本国アナログ・マスターテープより192kHz/24bit化し最新復刻。新規解説&歌詞対訳付。シリアル・ナンバー付800セット限定盤

 ムーティが旧EMIレーベルへ収録した2作のヴェリズモ・オペラを初SACD化!カバリエ、スコット、カレーラスらの実力派歌手陣と共にアナログ録音末期の1979年にフィルハーモニア管弦楽団と収録した当盤は、若き日のムーティによる自在なコントロールの元、緩急の差や静と動の対比も見事な名演。最初の録音である特に得意な「カヴァレリア・ルスティカーナ」での内面の描写力と解放の妙はムーティならでは。今作では本国のマスターに遡り、パッケージの最終形としての最新のマスタリングを経た復刻盤をお届けします。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付、歌詞対訳付。永久保存盤です。
 当復刻企画ではこれまでムーティのEMIでの初のオペラ録音となった「アイーダ」を始め、オーケストラ作品やデジタル音源のSACD化等、注力してリリースを行ってきました。現代最高の指揮者のひとりであるムーティの盤歴は長く、EMI以外でも多くの録音がありますが、若き日のアナログ録音最盛期における各優秀録音かつ熱演の数々は現在においても大きな輝きを放っています。それらの中でも、今回復刻の1979年録音である2曲は同郷と言える作曲家の作品ではありますが、同じイタリアにおいてヴェルディを重視してきたムーティにとっては比較的貴重な録音と言えるかも知れません(「カヴァレリア・ルスティカーナ」は後のシカゴ交響楽団との再録音あり)。「道化師」は現況でムーティ唯一のセッション録音であり、1979年の5月から6月にかけて収録されました。2曲とも出演のカレーラスによる明るいながらもニュアンスの機微に長けた歌唱は特筆され、スコットの明確な歌い方と共にこの盤の価値を高めています。ムーティの勢いある指揮含め、アナログ録音時代の末期を飾る名盤と言って過言ではないでしょう。そして「道化師」より後の8月に同じ制作陣で収録されたのが「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。当初から2作での発売を前提に計画されたと思われ、収録場所は異なりますが同じ傾向で収録されました。両曲共にムーティがヴェルディの収録時に行っていたのと同様、それまでの慣習を極力排除し、原曲を重視する姿勢は当盤でも踏襲されています。その意味ではこれら2作の録音は重要であり、ムーティの楽曲に対するコンセプトを具現化した盤を言えるでしょう。今回も本国にあるオリジナルのアナログ・マスターテープの状態は良好でしたので、高音質化においてより一層ムーティの意図が明確となりました。音質的にも優秀なこれらの録音の最新復刻をお楽しみいただけます。
 このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には岸 純信氏による新規文章を掲載しました。

※ SACDハイブリッド盤。世界初SACD化
※ 限定800セット。歌詞対訳付。デジパック仕様
※ シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内にアーティストのモノクロ写真等を使用)
※ 解説:岸 純信氏(新規解説) 、解説書合計88ページ

カヴァレリア・ルスティカーナ

こうもり

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」全曲(1959年ステレオ録音。歌詞対訳付)(2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
ゲルダ・シャイラー、ルイーゼ・マルティーニ、クリスタ・ルートヴィヒ、オットー・アッカーマン、フィルハーモニア管弦楽団、他

[TDSA-317/8 (2SACDハイブリッド)6,600円(税込)] POS: 4943674411146

SACD 하이브리드


【収録曲】
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」全曲
 (台本:カール・ハフナー&リヒャルト・ジュネ)
<DISC1> Total time 41:54
第1幕
<DISC2> Total time 71:11
 第2幕、第3幕
【演奏】
ロザリンデ:ゲルダ・シャイラー (ソプラノ)
アデーレ:ヴィルマ・リップ (ソプラノ)
イーダ:ルイーゼ・マルティーニ (ソプラノ)
オルロフスキー公爵:クリスタ・ルートヴィヒ (メゾ・ソプラノ)
アイゼンシュタイン:カール・テルカル (テノール)
フレッド・リーヴェール (台詞のみ)
アルフレート:アントン・デルモータ (テノール)
刑務所長フランク:ワルター・ベリー (バリトン)
ファルケ博士:エバーハルト・ヴェヒター (バリトン)
弁護士ブリント:エーリヒ・マイクート (テノール)
牢番フロッシュ:エーリヒ・クンツ (バリトン)
フィルハーモニア合唱団 (合唱指揮:ラインホルト・シュミット)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・アッカーマン (指揮)
【録音】
June 1959, Kingsway Hall, London
【Original Recordings】
Producers: Walter Legge & Walter Jellinek、 Balance Engineer: Douglas Larter
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

<ヨハン・シュトラウス2世 生誕200年記念企画>
アッカーマン最後のオペレッタ録音かつ唯一のステレオ収録となった本場歌手陣による名盤が遂にSACD化!今回の発売のために新規で本国アナログ・マスターテープより192kHz/24bit化し最新復刻。新規解説、歌詞対訳付。国内初出時の黒田恭一氏による解説や一部の各写真も復刻。また、浅里公三氏編のアッカーマン"ディスコグラフィ"を掲載した永久保存盤

 オットー・アッカーマン(1909-60)による旧EMIレーベルへの一連のオペレッタ録音のうち、最後の収録となった1959年録音の名盤「こうもり」が遂にSACD化!国内盤では1967年の初出以降、CDでは一度も再発されなかった至宝の音源を、2025年の「ヨハン・シュトラウス2世 生誕200年」を機に60年弱振りにリリースします。往年のウィーンの歌手達による豪華キャスト、W.レッグが賞賛したアッカーマンによる「こうもり」最高峰の音源のひとつが遂に再発。今回の解説書には、国内初出時の黒田恭一氏によるアッカーマンの解説や一部の各写真も復刻。さらに浅里公三氏編のディスコグラフィを掲載しました。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説、歌詞対訳付。永久保存盤です。
 ルーマニア出身のアッカーマンは、50歳という指揮者としてもその短い生涯の中で多くの忘れがたい名盤を残しました。ベルリンで学び、セルに指揮方を伝授された後、19歳から指揮活動を始めます。各地で首席指揮者等を歴任後、第二次世界大戦後はウィーンを含めヨーロッパ各地の主要オーケストラや歌劇場に招かれました。指揮者としては比較的若いうちから認められ、特に各地の主要な歌劇場での活躍は目を見張るものがあります。しかし若くして亡くなったことと、活動時期がSPからLPに移る時期であったことから現在アッカーマンの音源はさほど日の目を見てはいません。特にステレオ録音が本格化する直前までだったこともあり、今回の1959年録音の、代表盤とも言える「こうもり」に至っても、輸入廉価盤での発売はありましたが、国内でCD化されたことはありませんでした。旧EMIにはリパッティの伴奏としてショパンのピアノ協奏曲第1番(1950年録音)や、シュヴァルツコップとのR.シュトラウス:4つの最後の歌(1953年録音)が一般的には良く知られた録音でしょうか。他にも小品や伴奏、独墺系やロシア音楽も残しています。また、1953年からはフィルハーモニア管弦楽団とレハールとヨハン・シュトラウス2世のオペレッタを計6作品残しており、これらの録音はアッカーマンの名前を高めた名盤群と言えるのではないでしょうか(詳細は浅里公三氏編による解説書内のディスグラフィを参照ください)。しかしそれらの音源も1959年6月収録のこの「こうもり」が最後のセッション録音となりました。尚、旧EMIでは現況はこの録音のみステレオで残されており、他も同時期の未発表音源が一部あるようですので、今後のリリースに期待したいところです。この「こうもり」は当時のウィーンを代表する豪華歌手陣によって収録されており、層が厚く、そのニュアンスや雰囲気含む音楽作りに卓越した音源としてリリース以来高く評価されてきました。現況で埋もれている状況下にはありますが、今回のSACD化を機に、これこそオペレッタの極致であり、かつての栄光とも言える名盤に再び光が当たることを期待します。
 このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には浅里 公三氏による新規文章とアッカーマンのディスコグラフィ、そして国内初出時の黒田恭一氏による解説を掲載しました。

※ SACDハイブリッド盤。世界初SACD化
※ 限定800セット。歌詞対訳付。デジパック仕様
※ シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内にアーティストのモノクロ写真等を使用)
※ 解説:浅里 公三氏(新規解説) 、黒田 恭一氏「オットー・アッカーマンのこと ─又は19世紀への憧れ」、渡辺 護氏による作品解説と歌詞対訳、浅里 公三氏編のアッカーマン"ディスコグラフィ"、解説書合計144ページ

こうもり