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CPO レーベル~2018年6月発売予定新譜情報(7タイトル)

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知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。今回はドイツ・ロマン派の作曲家フランツ・ラハナーの“歌劇《カタリーナ・コルナーロ》”に、世界初録音となる“交響曲第3番&祝典序曲”、イタリアの作曲家ジョヴァンニ・ズガンバーティの“交響曲第1番&第2番”、サンクトペテルブルク生まれのレオポルド・ファン・デア・パルス(1884-1966)の「交響曲・交響詩集」など興味深い作品が揃っています。

フランツ・ラハナー(1803-1890):交響曲第3番/祝典序曲
ゲルノット・シュマルフス(指揮)、エヴァーグリーン交響楽団

※世界初録音
ベートーヴェンとシューベルトから大きな影響を受けたとされるフランツ・ラハナー。ウィーンを中心に活躍し、ミュンヘンでは宮廷劇場の総監督を務めた19世紀ドイツ音楽界における重鎮です。教師としても優れ「フンパーディンク」の師としても知られています。彼は多作家であり、様々なジャンルにおける200以上の作品番号を持つ作品を残しましたが、まだまだその全容は見えていません。このアルバムに収録された「交響曲第3番」は1833年から1834年にかけて作曲された50分以上を要する長大な作品。初演は熱狂をもって迎えられ、ライプツィヒの新聞にも良い評価が残されています。祝典序曲は、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世の結婚式にむけて書かれた曲と推測されており、ブルックナーの交響曲を思わせる雄大な作品です。
(ナクソス・ジャパン)

ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):交響曲 第1番&第2番
オーラ・ルドナー(指揮)、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団

※“交響曲第2番”は世界初録音
イタリア人の父とイギリス人の母を持つ作曲家ズガンバーティ。トレーヴィで学び、歌手、指揮者としての経験を積んだ彼は、19歳の時にローマに移住。この地でフランツ・リストに会い、その弟子となり数多くの影響と支援を受けました。1866年にはリストの「ダンテ交響曲」を指揮した後、リストの友人たちと共にミュンヘンに旅行し、ワーグナーの音楽に接したことで、改めてドイツ音楽のすばらしさを実感。オペラを作曲することはなく、ドイツ・ロマン派風の管弦楽作品やリスト譲りのピアノ曲を数多く残しました。このアルバムには2曲の交響曲を収録。第1番はワーグナー風の和声を持つニュアンスに富む作品。イタリア風の歌心と重厚な響きが調和しています。ほんの数年前に発見された「交響曲第2番」はこの演奏が世界初録音です。
(ナクソス・ジャパン)

レオポルド・ファン・デア・パルス(1884-1966):交響曲・交響詩集
ヨハネス・ゴリツキ(指揮)、ヘルシンボリ交響楽団

オランダ人の父と、デンマーク人の母を持ち、サンクトペテルブルクで生まれたファン・デア・パルスの管弦楽作品集。祖父から音楽の手ほどきを受け、12歳の時に作曲を始めた彼は、サンクトペテルブルク音楽院に入学し、対位法や指揮法を学びました。スイスの作曲家と交友を持ち、1907年まではローザンヌで学んだ後、ベルリンに移住。そこで師事したグリエールの勧めで作曲した「交響曲第1番」の初演が成功を収め、彼は作曲家として活動していく決意を固めました。300を超える作品はどれも独創的でアイデアに富んでいますが、このアルバムには比較的初期の管弦楽曲が収録されており、特に2つの交響詩「春」と「秋」ではデア・パルスの方向性が示唆された作品として知られています。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年05月18日 00:00