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ゴールドムンド(Goldmund)、2年半振りとなる新作『Occasus』

Goldmund

アップル、フェイスブック、グーグルなど世界的な企業のCMの楽曲を制作しながらも、Helios/Mint Julep/Keith Kenniff、そしてGoldmundなど名義を使い分けて多くの作品を発表。Goldmund名義では、ピアノソロやアコースティック・ギターなど少ない音数でシンプルなサウンドを制作しているKeith Kenniff。

今作では、ピアノ/シンセサイザー/リバーブなどを使用し、ピアノの響きやシンセとの混ざり合いなどアンビエントを意識した楽曲を制作。ラテン語で夕暮れ意味する“オッカスス”をタイトルにした今作は、地球を巡る太陽の軌道や空気を題材にしたサウンドトラックとも言える神秘的で不完全な世界を映し出すサウンドへと仕上がっています。坂本龍一に“とても美しい音楽”と評された彼の不完全な美への追求はより一層研ぎすまされました。シンプルながら深みのある音を目指した新たな物語の始まりです。

掲載: 2018年03月12日 10:42