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ボブ・ディラン(Bob Dylan)、変革の時代のライヴ集『NEWPORT FOLK FESTIVAL '63-'65』

ボブ・ディラン(Bob Dylan)

1963年、このフォークの一大イベントNEWPORT FOLK FESに登場するや「風に吹かれて」「しがない歩兵」「神が味方」などのプロテスト・ソングを歌い一躍フォーク界のニュー・リーダーとして脚光を浴びる事となったボブ・ディラン。混迷する自由の国アメリカ合衆国。根強い黒人への人種差別とベトナム戦争・・。そんな時代の中、"モダン・フォークのプリンセス"ジョーン・バエズと共に、公民権運動・・ワシントン大行進参加と二人は時代のアイコンとなって行きます。 CDの1曲目を飾るのは、未CD化のレア音源"Playboys And Playgirls"のピート・シーガーとの共演ライヴ。このディランのペンによる曲は、日本に於いては新宿フォーク・ゲリラの発火点ともなったフォーク・キャンパーズによる「プレイボーイ・プレイガール」として当時のフォーク集会ではテーマソングのように歌われた曲ですが、今まで一度も本家ボブ・ディランとしては発表されずにいた曲です。そしてジョーン・バエズとのデュエットで反戦ソング「神が味方」。♪騎兵隊がインディアンを撃ち殺した時・・神は味方だったのだ。 ♪でも今、戦争を止めるだろうか、もしも神が味方なら・・。 1年後の1964年になると、ディランは「ミスター・タンブリン・マン」、「自由の鐘」など韻が連続する鮮烈な文学的イメージの新曲を披露していきます。ディランの変化はそれにとどまらず、翌1965年になるとロックバンドを従えて大音量のエレクトリック・ライヴを何の予告もなく行い、戸惑ったフォークの観客からのブーイングの嵐の中、ステージを途中退席する事件が起きます。アコギ片手にステージに再登壇したディランは弾語りで"It's All Over Now, Baby Blue"・・すべては終わったのさ~と歌い、フォークの観客・・いえ過去の自分と決別するのです。ここにはそんなフォークからロックへとディランが変化する様を時系列で徹底収録。フォーク時代の素朴で鮮やかなディラン、ロックへ挑みかかる激しいディランと、変遷ぶりもお楽しみ頂ける充実した74分のライヴ音源集です。

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掲載: 2017年12月07日 15:00