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モーション・シティ・サウンドトラック(Motion City Soundtrack)の代表作『Even If It Kills Me』が10周年記念アナログ盤で登場

Motion City Soundtrack

1997年にミネソタ州ミネアポリスで結成、自主制作していたデモに大きな注目が集まり、レーベル争奪戦の末Epitaphとの契約を交わし、2003年にアルバム『I AM THE MOVIE』でデビューを果たして以降、そのパンキッシュなサウンドと切なくも優しいメロディ・ラインで一気に音楽シーンの中心で活動を続け、00年代のパワー・ポップ/エモ/ポップ・パンク・シーンを代表するロック・バンドとなったのが、このMOTION CITY SOUNDTRACKだ。その人気の高さは、今まで100万枚以上の累計セールスを記録しているその数字を見ても明らかだろう。ここ日本にも2004年のBLINK 182のサポート・アクトとして初来日を果たして以降、FUJI ROCKやNANO-MUGEN FESなど各種のフェスティヴァルへの出演や単独公演なども行い、日本のファンとも非常に強い繋がりをもっている。

2016年、突如バンドは無期限活動休止を宣言、同年9月には最後の来日公演を行い、笑顔と涙が溢れるライヴとなったことは記憶に新しいだろう。デビュー以降つねにシーンを刺激し続け、そのポジティヴな歌詞とメロディでファンに寄り添いながら素晴らしい音楽を提供し続けてくれた彼らから、嬉しい作品が届けられた。それが、2007年に彼らが発表した通算三作目となるスタジオ・アルバム『EVEN IF IT KILLS ME』の10周年記念2枚組アナログ盤だ。

前作『COMMIT THIS TO MEMORY』(2005年)で一気にその認知度を世界規模に広げた彼らが発表したこの通算3作目となるアルバム『EVEN IF IT KILLS ME』はその人気を裏付けるかのごとく全米アルバム・チャート16位を、インディペンデント・アルバム・チャートでは堂々の1位を獲得、SPIN誌からは「ほぼ完ぺきな状態のポップ・アルバム」と称され、世界中のファンからも大きな支持を集める作品だ。

180グラム重量盤アナログ2枚組となるこの10周年記念作品。1枚目のディスクにはオリジナル・アルバム収録曲全13曲を収録、そしてボーナス・ディスクとなる2枚目のディスクには、2008年にデジタル配信という形でリリースされた『EVEN IF IT KILLS ME ACOUSTIC EP』に収録されていた全5曲に加え、発売当時日本盤のボーナス・トラックとして使用されていた「Not Asking You To Leave」や、ライヴ音源、デモ音源といった全14曲からなるレア音源を収録している。

※この『EVEN IF IT KILLS ME』の10周年記念作品は、こちらのアナログ盤とデジタル配信のみでの発売です。

タグ : PUNK/EMO リイシュー

掲載: 2017年11月27日 15:37