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青柳いづみこと高橋悠治がストラヴィンスキーの“春の祭典”、“ペトルーシュカ”の連弾版を録音!(SACDハイブリッド)

青柳いづみこ・高橋悠治2


音楽史に残る” 事件“となった《春の祭典》の初演。その1年前、ドビュッシーは評論家ルイ・ラロワの別荘で、ストラヴィンスキー自身とこの曲を連弾しています。ドビュッシーが「美しい悪魔」と呼んだ《春の祭典》は、斬新な和声と野生のリズムで20世紀を代表する作品となりました。1968年、作曲者自身の依頼で連弾版を初演したのは、新進指揮者のマイケル・ティルソン・トーマス。同年、タングルウッド音楽祭でトーマスと連弾を弾いた高橋悠治は、半世紀を経た共演者に青柳いづみこを指名しました。ドビュッシーが「断固として傑作である」と讃えた《ペトルーシュカ》と共に、待望の新録音が完成しました。

作曲家、ピアニストとして今日の音楽を牽引してきた高橋悠治、フランス音楽のスペシャリスト、また研究者、著述家として常に新たなテーマに挑戦しつづける青柳いづみこ。鮮やかなコントラストを描く2人の稀有な個性が反応し合い、ストラヴインスキー音楽の本質を抉る録音が完成しました!

《春の祭典》の複雑なテクスチャーが透けて見えるような変拍子の冴え、抜群のリズム感覚、強靭なドライブ感。人間になれなかった《ペトルーシュカ》の悲しみの向こうに漂う儚い抒情。作品への透徹した眼差しが生み出した鮮烈なピアニズムは、圧倒的な説得力をもって聴くものに迫ります。

驚くほどの集中力を発揮する2人のピアニストが到達した異次元の高み、その張り詰めた空気感を余すところなくとらえたのは数々の名録音で知られる名匠・深田晃氏。音の鮮度とクオリティーの高さを充分に発揮させるために、SACDハイブリッドでのリリースとなりました。

ライナーノートは青柳いづみこ、高橋悠治による特別寄稿に加え、新進気鋭のストラヴィンスキー研究家、池原舞氏(音楽学者)の書き下ろし楽曲解説を掲載。読み物としても充実した内容となっています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽《春の祭典》
バレエ音楽《ペトルーシュカ》
3つのやさしい小品
【演奏】
青柳いづみこ・高橋悠治(ピアノ連弾)
【録音】
2017年6月27、28、29日(セッション録音)、五反田文化センター 音楽ホール
【ライナーノート:青柳いづみこ、高橋悠治、池原舞(すべて書き下ろし)】

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2017年09月07日 00:00