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アーベントロートの大熱演、ベートーヴェンの“英雄”とブラームスの“第1”がLP化で更に生々しく

アーベントロートのLPレコード

ヘルマン・アーベントロート(1883~1956)は、かのフルトヴェングラー(1886~1954)と同時代に活躍したドイツの巨匠指揮者です。1900年よりミュンヘンでフェリックス・モットルに指揮法を師事し、1905年に指揮者デビュー。1915年から1934年までケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のカペルマイスターを務めました。1934年からはブルーノ・ワルターの後任としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の常任指揮者となり、終戦まで務めました。第ニ次大戦後はライプツィヒ放送響、ベルリン放送響(東ベルリン)の常任指揮者を務め、旧東ドイツ音楽界の重鎮として活躍しました。日本では、1970年代初めに東ドイツ・ライプツィヒでの大量の放送録音がLPレコードとして発売され、一躍その名が知られることとなりました。
CD時代に入ると、フランスのターラ社がアーベントロートのベルリンやミュンヘンでの放送録音を次々にCD化し、ライプツィヒ録音には無かったレパートリーや、より激しい身振りをもった大熱演が知られるようになりました。これらの音源はターラ社が活動を停止したことから入手困難となっていましたが、日本のアルトゥスが新たにリマスタリングし、より素晴らしい音質で再発売することとなりました。先にCDでリリースされましたが、今回はLPレコードでのリリースで、アーベントロートの大熱演がさらに生々しく聴き手に迫ることでしょう。
(タワーレコード)

こちらはLPレコードです

こちらはCDです

ここまで白熱したエロイカがあったとは!
アーベントロートにしかあり得ない、ユニークな爆発的演奏をLP化

白熱の爆演を繰り出す指揮者として知られるアーベントロート。その強烈ぶりとは裏腹に(?)、彼は楽団員からの尊敬を一身に集め、地元市民からも非常に愛されたユニークな人物でした。その独自の音楽世界をとくとお楽しみください。音質に定評あるTAHRAレーベルの音源をリマスタリングし、新たなアナログ・マスターテープを作った上でLP化しています。
『英雄』第1楽章で頻出するスフォルツァンドやクレッシェンドが書かれた部分での「踏み込みの良さ」、急激にガッと圧力をかける勢いがアーベントロートならでは。作曲時のベートーヴェンが前人未到の規模の音楽世界に決然と乗り込んでいった感覚が現代によみがえったような、白熱の演奏です。高速のスケルツォでは、トリオのホルンが爆鳴き!想像を絶する猛々しさで、ばりばりと空気をつんざきます。フィナーレはテンポの変化が楽しく、フーガが始まる少し前のフェルマータの長さもユニーク。そしてコーダは興奮のるつぼ。オーケストラが嬉々として演奏する姿が目に浮かぶような、目まぐるしくも充実した圧倒的演奏です。
キングインターナショナル

【曲目】
[LP1-A] ベートーヴェン:『エグモント』序曲 Op.84
[LP1-B] ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』 Op.55 第1楽章
[LP2-A] ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』 Op.55 第2楽章
[LP2-B] ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』 Op.55 第3、4楽章

【演奏】
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
ベルリン放送交響楽団

【録音】
1954年2月13日/ベルリン国立歌劇場(ライヴ、モノラル録音)

奇演中の奇演、ユニークの極み!
アーベントロート一世一代の爆烈演奏「バイエルンとのブラ1」をLP化

白熱の爆演を繰り出す指揮者として知られるアーベントロート。その強烈ぶりとは裏腹に(?)、彼は楽団員からの尊敬を一身に集め、地元市民からも非常に愛されたユニークな人物でした。その独自の音楽世界をとくとお楽しみください。音質に定評あるTAHRAレーベルの音源をリマスタリングし、新たなアナログ・マスターテープを作った上でLP化しています。
ブラームスの1番は知る人ぞ知る奇演中の奇演。まるで慣性の法則完全無視、吹き飛ばされそうなテンポ設定!特に終楽章、誰が予想するよりも速く、誰が予測するよりも遅く、前へ後ろへと引っ張りまわされる驚愕の指揮ぶり。そのほとばしる音楽表現にオケが負けじと喰らい付き、手に汗握る圧巻の演奏を披露!めちゃくちゃ面白いです。
シューマンも燃え上がる演奏。第2楽章のヴァイオリンの蠱惑的ヴィブラート、素朴に始まったかと思ったら急激に巨大化するフィナーレなど、個性爆発。全編リズミックな力強さに溢れています。
キングインターナショナル

【曲目】
[LP1-A] ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第1、2楽章
[LP1-B] ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第3、4楽章
[LP2-A] シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38 第1、2楽章
[LP2-B] シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38 第3、4楽章

【演奏】
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
[LP1]バイエルン国立管弦楽団
[LP2]ベルリン放送交響楽団

【録音】
[LP1]1956年1月16日、 [LP2]1955年9月18日(ライヴ、モノラル録音)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : クラシックLP

掲載: 2017年06月09日 00:00