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マンドゥ・ディアオ(Mando Diao)、通算8作目のスタジオ・アルバム『GOOD TIMES』

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結成から19年、新たなスタートを切ったスウェーデンのロック・バンド、マンドゥ・ディアオが通算8作目のスタジオ・アルバムを引っ提げ、シーンに戻ってきた!

中心メンバーの一人であったグスタフ・ノリアン(g,vo)が2015年にグループを脱退。中心メンバーの脱退はバンドに致命的な打撃を与えるものだと考えられがちだが、そこはマンドゥ・ディアオ。彼らは見事、この変化を進化へと変えていった。彼らはグスタフの脱退によってバンドを解散することを選ばなかった。「俺たちはこのバンドが大好きだし、大きな家族みたいなものだ。一緒に続けていくことが、世界で一番楽な決断だったのさ」そうビョルン(vo,g)は語る。

そして新たな編成で完成した本作『GOOD TIMES』は、その選択が少しも間違っていなかったことを証明する1枚だ。これまでの作品同様、ワイルドで大胆なマンドゥ・ディアオらしいロック・サウンドが最初から最後まで漲り、そこに今回、今までなかった激しさと繊細さが入り乱れた巧妙さが加えられ、音像に広がりと深みを与えている。先行シングル「Shake」は四つ打ちのビートのストレートなダンス・ロック・ナンバーであり、自己肯定的なアップテンポ・ナンバー「All The Things」もあれば、ソウルフルなバラードの「Brother」もある。そしてヴォコーダーを使用した「Voices On The Radio」もあったりと、これまで以上にカラフルなサウンドが並んでいる。“楽しい時間”を取り戻すまで、マンドゥ・ディアオはいくつかの荒波を超えなければいけなかった。今彼らは、その時代があったからこそ、バンドにとっての“最高傑作”になるであろうアルバムが完成したという。本作『GOOD TIMES』は、この暗い時代に贈る“愛と人生についてのマニフェスト”なのだ!

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2017年05月02日 10:04