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ファウスト&メルニコフによるフランクのヴァイオリン・ソナタ!カップリングはショーソンのコンセール

カテゴリ : ニューリリース 

掲載: 2017年04月28日 00:00

ファウスト、メルニコフ、サラゴンQ

ファウスト&メルニコフによるフランクの登場!
幻想的にして繊細絶美
カップリングは名曲ショーソンのコンセール!

フランクの大名曲を遂にファウストが録音しました!使用楽器はいつもの1704年製ストラディヴァリウス「スリーピングビューティー」ではなく、両作品、及び初演者のイザイといったフランコ=ベルギー派所縁の1710年製ストラディヴァリウス「ヴュータン」というところにも彼女のこの録音への意気込みがうかがえます。演奏は19世紀末の奏法を意識したノン・ヴィブラートを基調としたもので、ポルタメントも使われます。多くのヴァイオリニストたちがレパートリーに入れ、様々に弾かれてきたフランクですが、ファウストはこうした奏法も含めて初心に立ち返り、大げさな表現を排して、しかし幻想味豊かに、繊細に、真摯にこの作品に立ち向かっています。表情は幅は驚くほど広く、ピアニシモの美妙な表現からフォルテシモでの凄まじい迫力まで、作品のスケールや魅力をあますところなく伝えています。ピアノのメルニコフも作品が生まれたころに製造されたエラール社製の楽器を用い、多彩な音色と繊細な音の触感を聴かせてくれます。第1楽章冒頭の和音から、その独特の音色と不思議な浮遊感に惹きこまれてしまいます。第2楽章もヴァイオリンともどもラプソディックに陥ることなく激しい迫力を聴かせ、第3楽章でのヴァイオリンの張り詰めた緊張感に柔らかな和音で応える“対話”も見事。イザイの結婚式の描写と言われる終楽章のコーダも、モダン楽器のように音が響きすぎることなく、様々な鐘が打ち鳴らされるように明るい音色で打鍵され、極めて華やかに、同時に高揚感と解放感をもって曲を締めくくるのが実に感動的です。サラゴン・カルテットが参加したショーソンのコンセールも、まさに超一流の芸術家が集結した室内楽演奏となっており、それぞれが高い技術と芸術的気品をもち、求心的で志が高く、同時に感覚的にも極めて美しいアンサンブルを聴かせています。少し気が早いですが、2017年屈指の室内楽の超名盤登場と言えるでしょう。
(タワーレコード)

イザベル・ファウストの新譜、名曲フランクのソナタと、ショーソンのコンセールという組み合わせでの登場です。フランクと、彼に師事したショーソンという二名のフランスの大作曲家によるものであり、さらに、両作とも当時の大ヴァイリニスト、ウジェーヌ・イザイ(1858-1931) にささげられている、という点でも共通しています。

ファウストは近年ヨーロッパでの活躍が目覚ましく、ソロに室内楽にオーケストラとの協奏曲、ピリオド楽器(古楽器)からモダンまで、あらゆるスタイルと様々な時代のレパートリーを網羅する世界屈指の存在となっています。最近の録音でもモーツァルトの協奏曲全曲(KKC 5691/ HMC 902230)、シューマンの協奏曲プロジェクト(KKC 5477、KKC 5617、KKC 5618)など充実の演奏を聴かせてくれていましたが、今回は楽器を「ヴュータン」と愛称のついたストラディヴァリに持ち替えての演奏となります。メルニコフも、ファウスト、そしてケラスと共演したシューマンの協奏曲プロジェクトのほか、プロコフィエフのソナタ集(KKC 5694/ HMC 902202)でも著しい充実ぶりを示しているだけに、ますます期待が高まる新譜の登場といえるでしょう。

フランクのソナタでは、メルニコフが紡ぎ出す前奏から、えもいわれぬ幻想的な雰囲気に思わず引き込まれます。ファウストの摩擦音が皆無のあの運弓が繰り出す音色は、繊細にして幻想的。終楽章も颯爽としたフレーズ運びで、コーダの華やかな終始も晴れやかに終わります。

ショーソンは25 歳のときに音楽の道を志し、パリ音楽院に入学、マスネのクラスに入りましたが、オルガン科の教授であったフランクに作曲を師事するようになります。ワーグナーにも傾倒していました。同時期の作品には熱情的な「愛と海の詩」(1882~93年)や大作「アルテュス王」(1895年完成)やなど抒情性と色彩感豊かな代表作が並びます。この「コンセール」(1889 ~ 91年)は、名旋律の玉手箱のような傑作。美しい転調に彩られた第1楽章、懐かしさと切なさのシシリエンヌの旋律が美しく、ショーソンのリリシズムの粋に満ちた第2楽章、半音階が多用された荘重な第3楽章、そして八分の六拍子で快速に展開する中、様々な旋律が回想され華やかに幕となる第4楽章。全体をとおして、ファウストの繊細極まりない表情は絶美。2004年結成、18世紀のレパートリーを中心に活動を展開する中堅のアンサンブル、サラゴン・カルテットとのアンサンブルも完璧です。そしてメルニコフが陰になり日向になり、音楽を引き締めています。
(キングインターナショナル)

【収録曲目】
セザール・フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
エルネスト・ショーソン(1855-1899):コンセール~ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 op.21

【演奏】
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1710年製ストラディヴァリウス「ヴュータン」)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/エラール、1885年頃製)
サラゴン・カルテット〔クリスティーヌ・ブッシュ(Vn)、リサ・インマー(Vn)、セバスティアン・ヴォルフファース(Vla)、ジェシーヌ・ケラス(Vc)〕

【録音】
2016年6月、9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

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