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ジェーン・バーキンとゲンズブールの時代を超えた出会い『BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE』

Jane Birkin 

 

世界的なファッション・アイコンのジェーン・バーキンと、セルジュ・ゲンズブールの時代を超越した音楽が再び出会い、アレンジ・ピアニストに中島ノブユキを迎えて生み出された『BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE』が、3月24日に発売されることが発表された。

本作のアーティティック・ディレクションを手掛けるのは、長年ジェーンのプロデューサーを務めてきたフィリップ・ルリショム。彼もまたセルジュ・ゲーンズブルと関わりが深い人物である。ジェーン曰く、彼女が30年近くセルジュ・ゲーンズブルの歌を歌い続けることが出来たのも、自分と同じぐらいセルジュの趣味や繊細さ、好きなもの、嫌いなものを理解しているフィリップがいたからこそ。彼が彼女の舞台監督として、約25年もの間、何を歌えばいいのか、どうすれば毎回、同じ曲を歌うコンサートを新鮮に見えることができるか考えてくれたからだという。

そのジェーンはかつて人に、セルジュはクラシック音楽を良く使っていたから、シンフォニー・オーケストラと一緒に出来たらどんなに素敵だろうと話したことがあったという。そのアイディアが実現することになったのは、カナダのモントリオールで毎年開催される、フランス語圏のアーティストを集めた一大音楽&パフォーマンス・フェスティヴァル、Les FrancoFolies de Montrealが2016年、“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”というテーマで彼女にモントリオールのオーケストラと共演するコンサートを2公演オファーしたことから。

そのコンサートで実現した“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”が、ワールド・ツアーを経て、今、アルバムとしてリリースされる。アーティスティック・ディレクションを手掛けるのは、フィリップ・ルリショム、そしてアレンジとピアノを担当するのは、中島ノブユキ。ジェーンと中島ノブユキが出会ったのは、2011年、震災復興支援チャリティーコンサート「Together for Japan」で共演したことから。その後も彼は、2年にも亘るワールド・ツアー「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg “VIA JAPAN”」でアレンジ&ピアノを務めている。

アルバムの発売に先駆けて、フランスの代表的なラヴ・ソング「LA JAVANAISE / ラ・ジャヴァネーズ」が公開中!先行シングルとしても配信されている。

「セルジュとフィリップ・ルリショムとノブを擦り合せたら…“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”が出来上がったの!」ジェーン・バーキンだからこそ、作り上げることの出来た、甘く艶やかなフレンチ・ポップスの愛の結晶――それは時代を超えて永遠にキラキラと輝き続けるのだ。

 

 

掲載: 2017年02月16日 18:37