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Naxos~2017年1月発売予定新譜情報(13タイトル)

バーンスタインラヴェル

幅広いレパートリーと実力派アーティストの録音を楽しめる事で人気の廉価レーベルNaxosレーベルの新譜情報です。このレーベルでしか聴けない珍しい曲も多数含まれており興味深い作品も多数。良質な演奏を安価でお求めいただけます!

ロッシーニ:序曲全集 BOX(4枚組)

ロッシーニの時代における歌劇の"序曲"はこれから始まる壮大な歌物語の前哨戦であり、また時にはざわつく観客たちを静かにさせる目的を持ったものでした。ただ、ロッシーニはあまり"序曲"に重きを置いてはいなかったようで、作品によっては使い回しをしたり(例えば、あの有名な《セヴィリアの理髪師》の序曲は《イギリスの女王エリザベッタ》の序曲の使いまわし)と、必ずしも劇本編の内容に沿ったものではありません。しかし、そのどれもがコミカルな要素と軽快なリズムを持つ多彩な曲であり、オーケストラの用法も色彩豊かで、ストーリーが目に浮かぶかのような雄弁な音楽です。ベンダ指揮、プラハ・シンフォニアによるこの4枚組BOXは、演奏の素晴らしさにより"American Record Guide"をはじめとした音楽誌で高く評価されました。
(ナクソス・ジャパン)

【収録曲目】
ロッシーニ
序曲全集 BOX(4枚組)
【演奏】
クリスティアン・ベンダ(指揮)
プラハ・シンフォニア
【録音】
2011年9月5-6日、プラハ、Kulturni dum Barikadniku
2012年5月30.31日、プラハ、Produkcni dum Vzlet

バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」、交響曲 第2番「不安の時代」

指揮者としてハイドンからマーラーまでを自在に演奏し、優れた解釈を聴かせた"作曲家"バーンスタインは、他の20世紀の作曲家たちに比べ、交響曲の仕組みを深く理解していたと想像できます。しかし、そのバーンスタイン本人の交響曲は、どれも伝統の枠組みにはまることはありませんでした。「私はこれまでずっと"時代の危機"と"信仰の危機"から生まれる苦難について作品を書いてきた」と1977年に彼自身が語ったように、交響曲第1番「エレミア」はエルサレムの破壊に苦しむ民の嘆きを描くために「エレミアの哀歌」からテキストを採った意欲的な作品で、1939年から1942年に作曲され、1944年に初演され大評判となりました。W.H.オーデンの同名の詩に触発された第2番「不安の時代」は1947年から1948年の作品で、作品自体は声楽を使わず、ピアノ独奏を伴うという変則的な曲。ニューヨークに住む4人の孤独な心が描かれた大胆な構成と、時にはジャズのイディオムも感じられる独創的な交響曲です。
(ナクソス・ジャパン)
 
【収録曲目】
バーンスタイン
1.交響曲 第1番「エレミア」
2.交響曲 第2番「不安の時代」
【演奏】
マリン・オルソップ(指揮)
ボルティモア交響楽団
ジェニファー・ジョンソン・カーノ(メゾ・ソプラノ)(1)
ジャン=イヴ・ティボーテ(ピアノ)(2)
【録音】
2014年11月21-23日(1-3)
2013年9月27-28日(4-21)
ボルティモア、ジョセフ・マイヤーホフ・シンフォニー・ホール、ライヴ

ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第1番&第2番

およそ30年のブランクを経て書かれたショスタコーヴィチの2つのピアノ協奏曲。1933年に作曲された第1番はトランペットがピアノと同等に活躍する「二重協奏曲」であり、もともとトランペット協奏曲としてかかれた後、ピアノ・パートを書き加え、全体のバランスを取ったという成立経緯があります。また自作や他人の作品からの引用も多く、全体的には同時期に書かれた「ムツェンスク郡のマクベス夫人」と雰囲気が似ています。ピアノとトランペットは時に対立しながらも、第2楽章では美しく陰鬱なワルツを歌い上げます。第2番は1957年の作曲で、彼の息子マクシムのピアノ練習用として書かれました。第3楽章の「ハノン(代表的なピアノの練習曲)」の引用が有名ですが、この曲も第2楽章に美しいワルツが置かれており、ギルトブルグはこれを意識し、"ワルツの作曲家"としてのショスタコーヴィチに焦点を当てることを目論みました。そして彼自身が「弦楽四重奏曲」第8番の第4楽章と、第2番の第3楽章をピアノ独奏に編曲し、そのの繊細なリズムの揺れを表現しています。協奏曲での華麗なタッチとともに、こちらの編曲の妙もお楽しみください。なお、このアルバムのブックレットの詳細な楽曲解説はギルトブルグ自身が執筆しています(英語のみ)
(ナクソス・ジャパン)

【収録曲目】
ショスタコーヴィチ
1.ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.35
2.弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.68-第3楽章 ワルツ
(ボリス・ギルトブルクによるピアノ編)[世界初録音]
3.ピアノ協奏曲 第2番 へ長調 Op.102
4.弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 Op.110
(ボリス・ギルトブルクによるピアノ編)[世界初録音]
【演奏】
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
リーズ・オーウェン(トランペット)(1)
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)(1、3)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(1、3)
【録音】
2016年1月21-22.25日 リヴァプール、フィルハーモニー・ホール(1、3)
2016年1月16日 モンマス、ワイヤストン・レイズ コンサート・ホール(2、4)

ラヴェル:管弦楽作品集 第4集

1909年、セルゲイ・ディアギレフ主宰の"バレエ・リュス"の依頼を受けてラヴェルが作曲したのが、レスボス島を舞台にした古典的なグレコローマン(ギリシャ・ローマ風の意味)のラヴ・ストーリーである「ダフニスとクロエ」です。ラヴェルはこの作品を「巨大な音楽のフレスコ画」と呼び、情熱的な音楽、色彩的な管弦楽法を用いて瑞々しい作品に仕立て上げました。この作品のアイデアは、バレエ団の振付師であったフォーキンからもたらされたものですが、上演の際、様々な案件でフォーキンとディアギレフが対立、そのまま決裂し、この作品自体も同時期に上演された「牧神の午後」でのニジンスキーのエロティックな所作によって起こったスキャンダルに隠れ、一時は表舞台から姿を消してしまったのです。しかし、その音楽はバレエがなくとも充分に聞き応えのあるもので、現在は、バレエとしてよりも、演奏会のプログラムとして多くの人に愛好されています。余白に収録された「海原の小舟」はピアノ曲からのラヴェル自身の編曲で、絶え間なく変化する海の気分を描写しています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録曲目】
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
【演奏】
レナード・スラットキン(指揮)
リヨン国立管弦楽団
スピリット(合唱指揮…ニコル・コルティ)
【録音】
2015年1月10-13日(1-15)
2011年9月6日(16)
リヨン、Auditorium de Lyon

ベルク:歌劇《ヴォツェック》3幕

1820年頃のドイツの小さな町。ここに住む小心者の兵士ヴォツェックが、彼の内縁の妻マリーと鼓手長の不義を知り、口論の末に彼女を刺し、自身も沼にはまり溺れ死ぬという実際に起きた事件を元にした悲惨な物語「ヴォツェック」。それまでの後期ロマン派の歌劇とは全く違い、厳密に構成された台本と、無調を取り入れた各場の音楽が絡み合った斬新で革新的な作品は、20世紀の最高傑作として評価されています。そして作品の持つメッセージはいつの時代にも変わることがありません。このヒューストンでの上演は、日本でも人気の高いバリトン、トレーケルが温かみのある響きを駆使しながらも、主人公ヴォツェックの絶望と狂気を余すことなく歌い上げています。ワーグナーを得意とするシュヴァネヴィルムスのマリーも的確な配役です。ハンス・グラーフ率いるヒューストン交響楽団の美しく厚みのある響きも、演奏の完成度を高めています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録曲目】
ベルク(1885-1935):歌劇《ヴォツェック》3幕(1917-1922)
ゲオルク・ビューヒナーの「ヴォイツェック」原作
[CD1]
第1幕
[CD2]
第2幕、第3幕
【演奏】
ローマン・トレーケル(バリトン)
マーク・モロモット(テノール)
ナタン・ベルク(バス・バリトン)
ゴードン・ギーツ(テノール)
ロバート・マックパーソン(テノール)
カテリーネ・チーシンスキ(メゾ・ソプラノ)
カルヴァン・グリフィン(バス・バリトン)
ザムエル・シュルツ(バリトン)
ブレントン・ライアン(テノール)、他

ハンス・グラーフ(指揮)
ヒューストン交響楽団

ヒューストン・グランド・オペラ児童合唱団のメンバー(合唱指揮:カレン・リーヴズ)
ライス大学、シェパード音楽学校の生徒たちと同窓生たちによる合唱
【録音】
2013年3月1-2日、ヒューストン、Jesse H. Jones Hall for the Performing Arts、ライブ

ヒンデミット/ヴァンデルロースト、他:クラリネット協奏曲集

名古屋市に本拠を置くオーケストラ「セントラル愛知交響楽団」と、ベルギー生まれのクラリネット奏者、エディ・ヴァノオーストハーゼの共演による3曲の協奏的作品集。ヒンデミットの「クラリネット協奏曲」は1947年、ベニー・グッドマンの委嘱によって書かれた曲。1950年にグッドマンによって初演(共演はフィラデルフィア管弦楽団、オーマンディ指揮)された、ヒンデミット独自のハーモニーと新古典派の形式を持つ遊び心溢れる作品です。ヴァンデルローストの協奏曲は作曲家の親しい友人でもあるヴァノオーストハーゼの委嘱作。今回の演奏は日本初演であるとともに、世界初録音となりました。クラリネットの表現力を極限まで求めた技巧的で繊細な作品です。リヒャルト・シュトラウスが15歳の時に作曲した「ロマンス」は伝統的なスタイルを用いた美しい作品。当初はOp.27が付されるほど(この作品目録は後に破棄されてしまった)学生時代の彼にとって大切な作品でした。
(ナクソス・ジャパン)
【収録曲目】
ヒンデミット:クラリネット協奏曲
ヤン・ヴァンデルロースト:クラリネット協奏曲(世界初録音)
リヒャルト・シュトラウス:ロマンス 変ホ長調(クラリネットと管弦楽版)
【演奏】
エディ・ヴァノオーストハーゼ(クラリネット)
セルジオ・ロサレス(指揮)
セントラル愛知交響楽団
【録音】
2015年6月8-10日、愛知 碧南市芸術文化ホール

他、7タイトルの規格品盤/タイトル/アーティスト(下記関連商品をご確認ください)
8573557/リスト:ピアノ作品全集 第44集~声楽曲トランスクリプション集/ヘイスティングス(ピアノ)
8559746/スーザ:吹奏楽のための作品集 第16集/ブライオン(指揮)オランダ王立海軍軍楽隊
8573547/カタロニアの吹奏楽作品集/ブロトンス(指揮)バルセロナ・シンフォニック・バンド
8573687/デュビュニョン:神秘交響曲 Op.30 他/プティジラール(指揮)、ウォルドマン(指揮)、ゲーベル(指揮)フランス国立管弦楽団、他
8573599/マクスウェル・デイヴィス:ヴァイオリンのための作品集/ドゥッチョ・チェカンティ(ヴァイオリン)、他
8573678/グエッラの写本 第4集/フェルナンデス(ソプラノ)、ビラス(スパニッシュ・バロック・ハープ)、アルス・アトランティカ、他
8573748/20世紀のイタリア音楽集~カゼッラ、ドナトーニ、ゲディーニ、マリピエロ/イオリオ(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年12月20日 00:00