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ネゼ=セガンが2008年にシュターツカペレ・ドレスデンを指揮したブルックナー:交響曲第3番が登場

ネゼ=セガン3

Profilレーベル「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズ39作は、2008年9月21日に行われたネゼ=セガンのライヴ。当時33歳の気鋭がブルックナーに挑戦しました。
ネゼ=セガンは、2014年6月にモントリオールのメトロポリタン管弦楽団と同曲を録音しています。ラテン的な明るい色彩のメトロポリタン管に比べ、シュターツカペレ・ドレスデンの渋くコクの深い音色の違いに驚かされますが、テンポも全体で5分以上遅いのが特徴です。ことに第2楽章アダージョは3分近く遅く、ブルックナーならではの重厚さが満喫できます。ブルックナーの伝統を血肉に持つドイツの伝統オーケストラと、伝統を打破し、純音楽としてのブルックナーを再現しようとしている若者のかけひきが刺激的です。
(キングインターナショナル)

【収録曲目】
ブルックナー
交響曲第3番ニ短調(1873年稿)
【演奏】
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
2008年9月21日、ドレスデン、ゼンパーオーパー、ライヴ

2000年のシーズンから、ネゼ=セガンは故郷のオーケストラ、グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任しました。彼がモーツァルトとともに最も愛する作曲家というブルックナーの交響曲チクルスに取り掛かったのは2006年のこと。第7番(2006)、第9番(2007)、第8番(2009)、第4番「ロマンティック」(2011)、第6番(2012)、第3番(2014)、第2番(2015)とゆっくりとしたペースで進行中です。そんな中で今回リリースされるのは、2008年にドレスデンの伝統ある歌劇場オーケストラを指揮した第3番のライヴ録音です。
この年はネゼ=セガンにとって一大飛躍の一年でした。ゲルギエフの後任としてロッテルダム・フィルの首席指揮者に就任する一方で、フィルデルフィア管、ボストン響、ロサンゼルス・フィルといった北米の名門オケに客演し、ザルツブルク音楽祭ではグノーの“ロミオとジュリエット”を指揮しました。先日リリースされたばかりの第2番のCDでは、陶酔的ともいえるアダージョ楽章を聴かせてくれただけに、破竹の勢いで名門オケと渡り合っていたこの時期に、どんなブルックナーを演奏していたのか興味深々の一枚です。
(タワーレコード)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年10月29日 00:00