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V.ペトレンコ&オスロ・フィルの第2弾はプロコフィエフの“ロミオとジュリエット”全曲

ペトレンコ

スクリャービンの「交響曲第3番&第4番」(LWC 1088)に続く、オスロ・フィル、首席指揮者ワシリー・ペトレンコ、ノルウェーのレーベル「ラウォ(LAWO)」のコラボレーション・プロジェクト第2弾は、プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」全曲録音!
オスロ・フィルはヤンソンス時代の1989年に「組曲第1番」と「組曲第2番」を収録しているものの、「ロメオとジュリエット」の"全曲録音"は今回のペトレンコとの演奏が初となるだけに、注目度はとてつもなく高まることだろう!
プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」の全曲録音の実現が、幼少のころからの夢であったと語るペトレンコ。オスロ・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルの首席指揮者として快進撃を続けるワシリー・ペトレンコのタクトが描く「ロメオとジュリエット」にご期待下さい!
(東京エムプラス)

あのグリーグが1879年に旗揚げしたクリスチャニア音楽協会にまで歴史を遡ることができるオスロ・フィルハーモニー管弦楽団が、正式にオーケストラとして発足したのは1919年のこと。世界的な名声を獲得したのはマリス・ヤンソンス(1979-2002)の治世の頃で以来、プレヴィン、サラステとビッグネームの指揮者が続き、2013年からヴァシリー・ペトレンコが首席指揮者の地位にあります。今回のレコーディングに選ばれた“ロミオとジュリエット”は1988年に、その組曲版をヤンソンスの棒で録音していました。およそ四半世紀の時を経てペトレンコの下、オーケストラがどのような変貌を遂げたかを耳で確認できる最良の選曲でしょう。
1976年にレニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれたヴァシリー・ペトレンコは、数々の指揮者を育てたロシアの名伯楽イリヤ・ムーシンの門下生です。2006年に英国ロイヤル・リヴァプール・フィルの指揮者に就任してから、NAXOSレーベルに行なった一連のショスタコーヴィチ録音で、たちまちその名を世界に知られる存在となりました。RLPOから終身指揮者の称号を贈られるほど、オケマンたちからも愛されるキャラクターの持ち主で、自然な息づかいでオーケストラを歌わせる棒の力は、すでに巨匠レベルのもの。特に近現代のロシア物には、抗しがたい魅力を発揮します。
この録音もまた、過去のプロコフィエフの演奏にありがちだった、どこかメカニックで冷たい印象は綺麗さっぱり洗い流されていて、地肌の温もりさえ感じさせるような仕上がりになっています。十代の学生時代から地元の劇場で研鑽を積んでいたペトレンコにとっては、歌手やダンサーを歌わせ、踊らせるようにオーケストラを操るのは、きっと当たり前のことなのでしょう。マリス・ヤンソンスは、そんな音楽院時代の恩師の一人であり、この“ロメジュリ”全曲盤は師匠への恩返しとも、挑戦とも受け取れる録音となっています。
(タワーレコード)

【収録曲目】
プロコフィエフ
バレエ音楽“ロメオとジュリエット”Op.64(全曲)
【演奏】
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2015年11月2-6日、オスロ・コンサート・ホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年08月28日 16:48