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ロンドン・アンダーグラウンド・ポップス、パテン待望の最新作

Patten

 

ロンドンを拠点とする新鋭プロデューサー、パテンが〈Warp〉から2枚目(自身のキャリア通算3枚目)となる、最新アルバムをリリース。

ギリシャ文字のΨ(読み方:プサイ、意味:様々な幻覚を指す)と名付けられた本作は、発展や崩壊の動的状態を示すものとしてジャケットに描かれている。本作より"A"と"D"という二人体制となったパテンのサウンドは、そのトリッピーな推進力はそのままに、全体的に一新されよりシャープに研ぎ澄まされている。

パテン曰く、「『Ψ』では、アトモスフィアー、音楽の幅、テクスチャーなど自分達が面白いと思ったものを抽出しているんだ。例えば、インダストリアル・ミュージックの中でもグラインディングでシティー寄りの音とか、UKダンスに脈々と受け継がれるハードコアなベース、80年代ゴス・サウンドのエモーショナルなグルーヴ、リハナに代表される現行ポップスのユニークなテッキーさ、グライムやフットワークやテクノの様なモダンなクラブ・サウンドとか、、、けど制約は一切設けず、色々な素材が自然に混ざり合うよう自由なスタンスで制作した。」

まるでシノ・トラップとでも形容できそうなシノ・グライム+トラップな「Locq」で幕を開けると、緊張感溢れるグライミーなテック・ベース「Sonne」でロンドン地下最先端の片鱗を見せつけ、ゴスの要素を抽出したメランコリーなインダストリアル・トラック「Used 2 b」、"A"のヴォーカルが不穏にこだまするレイヴィーなトラップ「Blade」、今のデジタル・エイジを象徴するかのようにありとあらゆる素材に加工を施したデジタル・ダウンビート「Cache」など、ジャンルの垣根やテクノロジーの制約が崩壊した『今』の音楽シーンの流れを反映した見事な作品に仕上がっている。

帯付き盤CD限定ボーナス・トラック(DLコード)付き。

 

 

【patten(パテン)】
ロンドンを拠点とする新鋭プロデューサー、パテン。2006年にレーベル〈Kaleidoscope〉を設立しリリースした初期作品が高く評価され、グライムスやナイト・ジュエルらを輩出し、新人発掘に定評がある〈No Pain In Pop〉からデビュー・アルバム『GLAQJO XAACSSO』をリリース。ロンドンに無数に存在する異なるアンダーグラウンド・シーンが交差する場所から生まれた唯一無二の才能と称され、エイフェックス・ツイン、ボーズ・オブ・カナダ、オウテカらを引き合いに、〈Warp〉黄金期に通ずる実験性と音楽性の高さが絶賛された。2013年11月に〈Warp〉との契約を発表すると同時に、〈Warp〉からのデビュー作となるEP作品「EOLIAN INSTATE」を発表。その一週間後には、〈Warp〉と国立美術館のテート・ブリテンがコラボレートして開催したオーディオ・ヴィジュアル・イベント【Warp x Tate】に、ターナー賞も受賞している現代芸術家ジェレミー・デラー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ハドソン・モホークらと共に出演。
2014年2月、2ndアルバム『ESTOILE NAIANT』をリリース。その後、2年振りとなる無料ミックス・テープ『RE-EDITS vol 2』を発表。”J $tash x Andy Milonakis x Kohh - HIROI SEKAI”のRe-editををはじめコクトー・ツインズ、ティム・ヘッカー、リハナ、デス・グリップス、サイプレス・ヒル、ジュリアナ・バーウィックらのパテンeditを披露し話題になる。そして2016年9月、待望の3rdアルバム『Ψ』をリリースする。

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2016年08月18日 10:25