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マーヴェラス・マーク、〈Burger Records〉からのEP他をまとめた日本独自企画盤

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すばらしいシングル8枚と日本限定編集盤を残し突如解散してしまったトロントのウルトラ・パワーポップ・バンド、Marvelous Darlings。Marvelous Markは、そのMarvelous Darlingsでギターとメイン・ソングライティングを担当していたマーク・フォスコの宅録ソロ・プロジェクト。

本作は、カリフォルニアを代表する人気レーベル〈Burger Records〉からリリースされたデビューEPと、その後の2nd EP&1stアルバムを1枚にコンパイルした、フル・ボリュームの日本独自企画盤!!WeezerやTeenage Fanclubに代表される90年代正道パワーポップと、Cloud Nothings、Wavvesといった現代のUSインディロックとの、ちょうど中間地点を横断するサウンド!

 

 

 

マーヴェラス・マーク・インタヴューが到着!

 

自己紹介をお願いします。

やあ、マーヴェラス・マークだよ。

どのようにしてミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせたのですか?

10歳の時に初めてギターを手にして、15歳くらいの時にパンク・バンドを始めたんだ。始めた頃のことは・・・あまり覚えてないな。ただ、自然と始めた感じだよ。音楽をプレイするのがしっくりきたんだ。

このソロ・プロジェクトMarvelous Markはどのようにして始まったのですか?

参加していたバンドMarvelous Darlingsが、飽きたか何かで解散してその数年後にソロ・プロジェクトとして始めたんだ。俺はいつも作曲や作詞としてクレジットされる時はMarvelous Markっていう名前を使っててさ。なんだかおもしろい名前だろ?それで、前のバンドが終わった後、Ben(Cook)も、その名前で何かやりなよ、って言ってくれてたんだ。実際にMarvelous Markが始まったのはそのもう少し後。一時期俺はちょっと色々あってノイローゼ気味になっていてさ。自分自身を見つめ直すつもりでスタジオに籠ってレコーディングテクニックを一から勉強し直したんだ。レコーディングをするには何か曲が必要だろ?それでまた作曲を始めたんだ。それがこのソロ・プロジェクトの始まり。誰かと作曲したりレコーディングしたりっていうのは全然考えなかった。その頃はかなり精神的に病んでいて、とにかく人と会うのが嫌だったんだよ。5~6曲できたところで、それをBenに聴かせてみたんだ。そしたらその内の何曲かをすごく気に入ってくれて、彼のレーベルからリリースしないかっていう話になった。そんなこんなで、その後他のレーベルからもリリースすることができて、今に至るってわけさ。

曲作りのインスピレーションはどんなものから?

俺はいつも、ただプレイして、勝手に曲になるのを待つんだ。曲を書こう、と努力したことはないよ。だいたいはハッパを吸いながらシャワーを浴びてるとクールなメロディが思い浮かぶんだ。なんとなくギターを弾いていて最高のリフやメロディや歌詞のフレーズを思い付くこともある。外を歩いているときに思い付くこともある。俺のルームメイトのDylanが曲を作るのに最高なソファーを持っていてさ。そこに座りながらなんとなく曲ができることもあるよ。それから、アイディアが浮かぶととりあえずそれをレコーディングしてみるっていうのもよくやる。ベーシックなリズムやメロディをレコーディングしていくと、自然とその曲が望む形、進むべき道みたいなものが見えてくるんだ。

あなたのミュージック・ビデオは豚の顔をかぶったり、なかなか奇妙で面白いものが多いですね。どんなふうにアイディアが浮かぶのですか?

他の色んなビデオが目指しているような、ただカッコイイだけの作品じゃなくて、笑えてちょっと奇妙なものを作ろうと心掛けてるんだ。「I Want You」のビデオで使った豚の顔のアイディアは、トロントのチャイナタウンをうろうろしている時に思い付いた。露店で豚の顔をローストした料理を出していて、それがすごく美味そうでさ!まぁそうやって豚の顔を見てるうちに、おもしろそうだと思って一つ買ったんだ。それで豚の顔をかぶってデートをするっていうあのビデオができたのさ。最初は全裸かパンイチでやろうっていうアイディアもあったんだけどね(笑)

『Perfect』の収録曲で一番のお気に入りはどれですか?

うーん・・・。「Under The Rain」や「Would You Blelieve」はとても好きだし、「Bite Me」はすごくクールだと思う。「I Want You」、「I Don't Mind」や「Fade Away」なんかもすごくイカしてるし、「I Dunno」もとてもスウィートだし。結局全曲好きだよ。難しい質問だね。

人生で最も影響を受けたアルバム5枚を教えてください。

これも難しい質問だな!今まで聴いた全てのレコードから影響を受けてると思うけど、強いて言うならGreen Dayの『Dookie』、The Ramonesの『The Ramones』、The Clashの『The Clash』、The Exploding Heartsの『Guitar Romantic』。それからAyn Randの『The Fountainhead(邦題:水源)』かな。これはレコードじゃなくて本だけど、知らん。読め!

あなたの音楽スタイルに最も影響を与えたアーティストは?

たぶん、The RamonesとDinosaur Jr.だな。レコーディングに行き詰って、クソみたいな自分のサウンドにイライラしはじめた時、「ラモーンズならどうする?」って自問するんだ。彼らはパンクスだからな。気に入らないならぶっ壊しちまえ!ってなるだろう。彼らからすごく影響を受けてるよ。

最近のお気に入りのアルバムやアーティストはいますか?

最近Teenage Fanclubにハマってるんだ。彼らの音楽はずっと昔から知ってるけど、初期の作品を聴くには俺はずっと病んでたからな。ようやく最近まともに聴けるようになったんだ。あとはTony Molinaの『Dissed and Dismissed』。たぶんこの夏、五千回は聴いたな。

日本に来たことはありますか?日本でやってみたいこと、行ってみたい場所はありますか?

日本にはまだ行ったことがないんだよ。ぜひとも行ってみたい。あんまり詳しくはないけど、俺は大都市が好きでさ。日本にもいくつかあるって聞いた。日本に行ったことがある友達から、日本の素晴らしさをよく聞かされるよ。みんな日本から帰りたくないって感じだった。とにかく、日本で一番やりたいのは、色んなものを食べること。日本には国中に美味いものが沢山あるんだろ?夢の国かよ!

Marvelous Markの今後のプランは?

2016年末にはDrunken Sailor Recordsから12インチEPをリリースして、Hope For The Tape Deck から『Crushin'』のカセットテープも出す予定だよ。それから、次のアルバムも作り始めてて、今のところ3曲できてる。でも時間をかけてじっくり良いものを作りたいから、あまり急いではないんだ。ほかにはBad Zeppelinっていう、俺がプロデュースしてるバンドのレコーディングやミックスもやってる。これがまた最高のアルバムなんだ。数週間のうちには仕上げる予定だよ。

日本のファンに向けてメッセージをどうぞ。

I LOVE YOU

 

 

タグ : PUNK/EMO

掲載: 2016年08月02日 12:54

更新: 2016年08月08日 17:00