『エリーゼのために~イエルク・デムス・ピアノ・リサイタル』が初CD化

キングレコード秘蔵音源シリーズ第2弾。イエルク・デムス、全盛期30代半ばのキング録音が初CD化!
1961年の初来日以降、近年は毎年のように来日を重ねているウィーンの巨匠イエルク・デムス。50年代にウェストミンスター・レーベルに数多くの名盤を遺し、グルダ、バドゥラ=スコダとともに"ウィーンの三羽烏"と呼ばれていたころ、1963年に再来日した折のキングへの録音が初CD化されて登場します。その後の独奏曲全集録音でもわかる極めつけレパートリーのシューマン、ドビュッシーのほか、十八番のアンコールピース「エリーゼのために」などを収録。「粋で、繊細さと優雅さをたたえている。古都ウィーンの伝統の匂いがする」(野村光一)と評された、デムスが35歳になる直前、ウィーンの香りも色濃く、感受性に富んでいた全盛期の名演をご堪能ください。
※1964年発売LP(SLC-1293)の初CD化。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.エリーゼのために(ベートーヴェン)
2.楽興の時 ヘ短調 作品94 の第3(シューベルト)
3.間奏曲 変ロ短調 作品117の第2(ブラームス)
4.亜麻色の髪の乙女~「前奏曲集」第1巻より(ドビュッシー)
5.沈める寺~「前奏曲集」第1巻より(ドビュッシー)
6.子守歌 変ニ長調 作品57(ショパン)
7.アラベスク ハ長調 作品18(シューマン)
8.子供の情景 作品15(シューマン)
【演奏】
イエルク・デムス(ピアノ)
【録音】
1963年11月28日 イイノホール
[エンジニア:菊田俊雄]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年05月19日 13:00