4年振りに紙ジャケ復刻!パーカー・ブラザーズ、幻の名盤

1981年に制作された知る人ぞ知る傑作LPが世界初CD化!AORファンにもオススメの1枚。『Steel City Soul ~鉄の街のソウル』と自らのことを呼ぶパーカー・ブラザーズ。彼らはまさに"鉄鋼業の街"であるピッツバーグで結成された、白人と黒人の混成の6人組バンド。ジャケットはロック・バンドっぽいが、実はピッツバーグのスティーリー・ダン/黒いドゥービー・ブラザーズ(ただし「ミニット・バイ・ミニット」の頃の)という異名の通り、ウエスト・コースト風の都会的なソウル~AORを聴かせてくれる。1981年に地元のインディー・レーベルであるCrown Vetchからアルバムをリリースしており、これが彼らの唯一のレコーディングと思われる。インディー盤とは思えない質の高い歌と演奏には驚かされるが、ほとんど一般的に知られることはなく、日本でも数年前にデッド・ストックのLPが出回るようになってようやく認知されたという知る人ぞ知るアイテム。中核メンバーは、ギター奏者のマーク・コッホとサックス奏者のケニー・ブレイク、そしてキーボード奏者のアルマンド・デジェノヴァの3人のようで、彼らのオリジナルを中心に8曲を収録。レーベル・オーナーであるGeorge Grexaと、エンジニアのGary Rhamyの2人の手によって制作されたサウンドは、当時のチャートを賑わせていたアダルト・コンテンポラリー・サウンドに一歩も引けをとらない仕上がり。オススメは、3曲目の「Lady Day」、6曲目の「Why」、8曲目の「Walking Alone At Night」など。どれもシンプルで美しいメロディを備えた佳曲。ほとんど時代の流れに埋もれかけていた注目すべきレコードが、30年の時を経て世界初CD化。限定プレス。
★【Creole Stream Music】レーベル直近のリリースはこちら↓