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ブリット・ポップ・シーンの人気者、スーパーグラスのデビュー盤20周年記念エディション

Supergrass

1990年代ブリット・ポップ・シーンにおいて、そのキャッチーでポップなギター・ロックで一躍人気者となったオックスフォード出身のスーパーグラス。彼らのデビュー・アルバムであり、出世作でもある全英No.1アルバム『アイ・シュド・ココ』の20周年アニヴァーサリー・エディションが登場した。

1995年に発売された『アイ・シュド・ココ』は、たちまちチャートの頂点へと駆け上り、発売元であったパーロフォン・レーベルにとって(何と!)あのビートルズの『プリーズ・プリーズ・ミー』以来の大きな売上を記録したアルバムとなった。同作からは、後に彼らの代表曲ともなる「Lenny」や「Alright」といった全英TOP10シングルが生まれ、英国でプラチナ・アルバムにも輝いた。

そのスーパーグラスのデビュー・アルバムにしてブリット・ポップの名盤『アイ・シュド・ココ』の発売20周年を記念して、スーパーグラスのメンバーであるギャズ・クームス、ダニー・ゴフィー、ミック・クインの3人は音源を発掘し、CD2枚組分のボーナス・トラックを加えた、アニヴァーサリー・エディションを編纂した。本作について、ギャズ・クームスは「このアニヴァーサリー・リイシューが形になるのはすごく嬉しいよ。未発表曲やボーナス・トラックもたくさん入っているし、存在を忘れていた音源も入っている。このアルバムに関わっていた人たちと再び話すことが出来たのも良かったし、彼らがこのアルバムについて今どう感じているかを知ることも出来たよ、未だに『アイ・シュッド・ココ』はすごく愛されているってね。またこのアルバムをリリース出来て本当に良かったと思っているよ」と語っている。

20周年アニヴァーサリー・コレクターズ・エディションのCD版は3枚組!DISC1は、オリジナル・アルバムのリマスターを収録。

そしてボーナス・ディスクの1枚目となるDISC2には、アルバムからリリースされたシングルのB面曲を全て網羅しているほか、ジミ・ヘンドリックスのカヴァーである「Stone Free」や、レコードストア・デイ限定シングル「Sofa(Of My Lethargy)」のB面曲だった「I Believe In Love」、さらには最後の11曲はアルバム収録曲の宅録デモ・ヴァージョンやライヴ盤、7インチ・ヴァージョンなどを収録している。

DISC3には、僅か10ヶ月ほどの間に録音された2つのライヴ・レコーディングを収録。これら2つの録音について、ミック・クインは「惹きこまれたと思ったら、次に大笑いしてしまうようなもの」と語っている。最初に収録されている1994年10月のBath Moles Gigは、彼らにとって初となる大々的なUKツアーからのショウを録音したもの。サポート・アクトとしてステージになった彼らのセットリストは、この当時の持ち曲を全て演奏したものであり、オリジナルのトリオ編成による疾走感溢れるパンキッシュなライヴとなっている。一方、それから約10か月後になる1995年8月に収録されたLa Route Du Rockは、そのパンキッシュな面を残しつつも、新たにロブ・クームスをキーボードに迎え、そのサウンドに磨きをかけていることが感じられる。曲数も増え、より大きなフェスティヴァルでの観客を前に演奏する彼らのサウンドも成長と進化を遂げている。ちなみに幕開けを飾る「Going Out」をステージで披露したのはおそらくこの時のショウが初めてだと思われる。

パッケージには20ページのブックレットを収録。ブックレットの中には、メロディー・メイカー紙のEverett Trueによる1995年2月22日のグラスゴーはKing Tuts' Wah Wah Hut公演の大げさなまでのライヴ評に、Martyn Goodacreによる写真や1994年8月にSawmills Studiosのそばを通る列車に腰かけているところを撮影した未発表写真、さらには『アイ・シュド・ココ』からリリースされた全シングルのアートワークも掲載している。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2015年08月07日 11:56

更新: 2015年08月13日 16:30