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シュガー・ベイブから広がる音楽の世界へようこそ

シュガー・ベイブ『SONGS』の40周年記念盤が8月5日発売。ここでは、シュガー・ベイブ『SONGS』、そしてこのアルバムとあわせて聴いてもらいたい音楽を紹介いたします。

■シュガー・ベイブ『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』
山下達郎、大貫妙子を輩出した伝説のグループ、シュガー・ベイブ『SONGS』が発売されたのが1975年4月25日。その記念すべき『4月25日』に、山下達郎はめでたく音楽活動40周年を迎えた。山下達郎のデビューと、音楽活動の原点でもある『SONGS』発売からの40年を記念した新リマスター盤。日本のシティポップの原点であり、歴史の起点と言っても過言ではないだろう。

■山下達郎『僕の中の少年』
いま、山下達郎を聴こうとすると正直、どこから聴いていいのかわからない、そんな状態だと思う。ただ、言えることは達郎のアルバムは全作品が「名盤」といえるクオリティであるので、どれから聴いても満足することは請け合い。さて、本作は2014年に、「つりビット(のお嬢ちゃん)にカヴァーされた「踊ろよ、フィッシュ」をアルバム・ヴァージョンで収録した1988年作。

■大貫妙子『MIGNONNE』
タイトルはミニヨンと読む。矢野顕子、Bank Band、大橋トリオらにカヴァーされた「突然の贈りもの」、これも矢野顕子がカヴァーした「横顔」、槇原敬之がカヴァーした「海と少年」といったもはや「スタンダード」曲を収録した1978年のサード・アルバム。アレンジを手がけた坂本龍一、瀬尾一三をはじめ、細野晴臣、高橋ユキヒロ、鈴木茂ら、豪華メンバーが参加。

■細野晴臣『泰安洋行』
あれ、なんか見たことあるジャケ?と思えばそう、細野晴臣と星野源の対談本『地平線の相談』の元ネタ。本作は、細野さんが1976年にリリースした3枚目のソロ・アルバム。無国籍、つまり「どこのものでもない」音楽がここにある。SAKEROCKなんかのエキゾチック感覚の源流はまさにこれ。

■寺尾紗穂『風はびゅうびゅう』
シュガー・ベイブに在籍したベーシスト、寺尾次郎を父に持つ寺尾紗穂が2008年に発表した通算3枚目のアルバム。大貫妙子にも通じる精悍で流麗、可憐でありつつ力強い「うた」を聴かせてくれる。

■EPO『DOWN TOWN』
竹内まりや、大貫妙子らと並び「RCA三人娘」の一人と称されたEPOのファースト・アルバム。シュガー・ベイブ「DOWN TOWN」のカヴァーなど全10曲を収録。なんといっても彼女の魅力はその溌剌として輪郭の強いヴォーカル。数々の名うての辣腕ミュージシャンとも対等に渡り合う勝気さを感じさせる歌声は今聴くと実に80年代的で、このアルバムはまるであの時代感を真空パックしているよう。

掲載: 2015年07月28日 21:25