ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックによる新プロジェクト、ジ・アークス

パトリック・カーニーの肩の怪我により、残念ながら待望の来日公演がキャンセルとなってしまったザ・ブラック・キーズ。そのザ・ブラック・キーズから、ダン・オーバックの新プロジェクトが到着した！

ジ・アークスと名付けられたこのプロジェクト。メンバーはダン・オーバックの他、レオン・ミッチェルズ（El Michels Affair.）、リチャード・スウィフト（The Thins、ザ・ブラック・キーズのツアー・メンバーも務める）、ホーマー・ステインワイス（El Michels Affair、 Menahan Street Band他）、ニック・モブション（Amy Winehouse、Mark Ronson、TV on The Radio他のレコーディングに参加）、ケニー・ヴォーン、マリアッチ・フロー・デ・トロアチェなどが参加している。アルバムに収録されている13曲は、ダンがメンバーとともに共作したもの。ロサンゼルスのサウンド・ファクトリー、ニューヨークはクイーンズにあるダイアモンド・マイン、ダン・オーバックのナッシュヴィルにあるスタジオ、イージー・アイ・サウンド、そしてニューヨークはマンハッタンにあるエレクトリック・レディランド・スタジオのラウンジで約2週間を掛けてレコーディングされた楽曲は、チャド・ブレイクによってミックスされた。またプロデュースは、ダン・オーバックとレオン・ミッチェルズが共同で手掛けている。

ザ・ブラック・キーズとは異なるスタイルではあるものの、ダン・オーバック特有の世界観はそのまま封じこまれた意欲作となっている。また、ザ・アークスとしてのツアーも予定されているという。ザ・ブラック・キーズのファンのみならず、全ロック・ファン注目のプロジェクトが今明らかになる！