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戦地に散った不遇の作曲家~紺野陽吉:室内楽作品集が登場!

紺野陽吉の音楽

紺野陽吉(1913[大正2]年~1945[昭和20]年)は出征前に清瀬保二に楽譜を預けました。残念ながら満州牡丹江で戦病死した不遇の作曲家です。その清瀬が所蔵していた楽譜が今回収録された3曲です。このうち弦楽三重奏曲は草稿のままの状態で、第3楽章は未完に終わっています。このCDではまず未完のままのものを収録し、清瀬保二の二番弟子である安藤久義により補作された版を収録しています。
紺野陽吉は山形県西置賜郡白鷹町生まれ。江戸末期から続く医者の家系の次男坊で、中学を卒業後医学のための学費でヴァイオリンを購入し上京したのですが、東京での音楽活動で判明しているのはセミプロのオーケストラや立教大学交響楽団でヴァイオリンを弾いていたことくらいしか分かっておりません。
そんな戦没作曲家、紺野陽吉の数少ない功績を戦後70年の今年振り返ってみる好企画です。(東武ランドシステム)

~収録曲について~
2013年の生誕100年を迎えるにあたり、実演で取り上げられるようになった紺野陽吉の音楽。純日本風の音の運びをメインに、西洋の和音を取り入れた作風です。難解な音楽ではなく、民謡のような、日本の音楽としての美しく印象的な姿を聴き手に伝えています。
(タワーレコード)

【収録内容】
『紺野陽吉の音楽』
紺野陽吉(大正2年-昭和20年):
1)弦楽二重奏曲
第1楽章 Moderato/
第2楽章 Andante Cantabile/
第3楽章 Allegro ma non troppo
2)木管三重奏曲
第1楽章 Allegro ma non troppo/
第2楽章 Andante/
第3楽章 Allegro
3)弦楽三重奏曲
第1楽章 Allegro ma non troppo/
第2楽章 Andante Cantabile/
第3楽章 Allegro ma non troppo con leggiero/
第3楽章(安藤久義補作版)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年05月28日 16:35