アイルランド期待の新星ウォリス・バード

「ウォリス・バードは、ここ10年で最も素晴らしい才能の一つ。本当に恵まれたソングライティング能力、そして、彼女のライヴ・パフォーマンスはもう別格よ」－メアリー・ブラック

「ウォリス・バードは僕が出会った中でも、最も優れたシンガーでありミュージシャンだ。パフォーマーとしての彼女は、情熱的且つエキサイティングで、全てをそこに投入している。彼女を生で体験出来るチャンスを逃さないようにね！」－ポール・ブレイディ

素晴らしい音楽／才能の宝庫とも云われているアイルランドより、また期待のシンガーソングライターが誕生した。彼女の名前は“ウォリス・バード”（1982年1月生まれ）。2015年、待望の初来日公演に合わせて、国内盤初登場、日本オリジナル作品となるベスト・アルバムを来日記念盤としてリリース決定!!

生後6ヶ月で父親からギターを託されたウォリスは、不慮の事故により左手の5指を失うも手術で4指は回復。元々左利きの彼女は右利き用のギターを左利きでプレイし独自のプレイ・スタイルを生み出すきっかけとなる。アイルランドからドイツ、ロンドンへと住居を移しながら音楽活動を続けた彼女は、遂に2006年にアイランド・レコード・グループのディールを獲得、2007年にデビュー・アルバム『SPOONS』をリリース。2009年に2nd『NEW BOOTS』を発表、日本でも大ブレイクしたギター・デュオ“ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ”のヨーロッパ・ツアーをサポート、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルにも出演し、確実な人気を獲得していく。その後も3rd『WALLIS BIRD』（2012）、4th『ARCHITECT』（2014）とコンスタントにアルバム・リリースを重ねるのと同時にLIVE活動も継続して実施している。2009年、アイルランドで最も権威のあるMeteor Music Awardsで新人賞、翌年にはベスト女性アーティスト賞を受賞。

母国であるアイリュッシュ・ミュージックに留まらずトラディショナル・フォーク、ブルース、ファンク、ロック、ポップスと幅広い音楽的バックグラウンドを感じさせるヴァラエティに富んだ楽曲群は、その情熱的でパワフルなヴォーカル・スタイルと相俟ってオリジナリティ溢れる魅力的なサウンドを創り出している。弾き語りからバンド・スタイルまで音楽的制約に捉われないアレンジの妙も非常に素晴らしい仕上がり。

今作は日本オリジナル作品であるため輸入盤の競合も皆無。ボーナス・トラックとしてシングル・リリースのみでオリジナル・アルバムには未収録のデペッシュ・モードのカヴァー「Just Can't Get Enough」を収録。ウォリス・バードの音楽史をギュギュっと凝縮したベスト盤は全18曲の大ヴォリューム。初めてウォリスを体験したいひとにもぴったり、マストバイの1枚！

【待望の初来日公演決定】
2015年5月30日（土）吉祥寺Star Pine's Cafe