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ピアノ界の至宝、アンドラーシュ・シフが自ら所蔵するピアノフォルテで奏でるシューベルト主要作品

シフのピアノフォルテによるシューベルト作品集

アンドラーシュ・シフ/シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番《幻想》、第21番、即興曲集Op.142、他

ピアノ界の至宝、アンドラーシュ・シフが自ら所蔵するピアノフォルテで奏でるシューベルトの主要作品。
1980年代後半から1990年代前半にかけてDECCAにシューベルトのソナタおよび即興曲全曲を録音してから約30年を経て、今回は楽器をベーゼンドルファーからフォルテピアノに替えて改めてシューベルト作品に臨んだシフ。シフとフォルテピアノとの間にはいくつかの重要な出会いがありました。1970年代後半、ブダペストの国立博物館に保管されていたベートーヴェンのブロードウッド・ピアノを録音に使用したこともありました。その数年後にはザルツブルクでモーツァルトが持っていたワルターのフォルテピアノを演奏し、録音する機会に恵まれます。
シューベルトのソナタ演奏にあたってグラーフのフォルテピアノを使用したこともありました。そんな歳月の後にシフは1982年にウィーンで作られたフランツ・ブロードマン製のフォルテピアノを所蔵することとなり、シューベルトの鍵盤作品にはこのウィーン風のやわらかで芳醇な音色が必須ということで、今回の録音にはその自らの楽器を使用しています。(ユニバーサルIMS)

【収録曲目】
ハンガリーのメロディ D.817
ピアノ・ソナタ第18番 《幻想》D.894
楽興の時 Op.94(全6曲)
アレグレット D.915
即興曲集 Op.142 D.935(全4曲)
ピアノ・ソナタ第21番 D.960

【演奏】
アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ)

【録音】
2014年7月2日-5日
ボン、ベートーヴェンハウス

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年02月26日 16:00