チョン・キョンファ絶頂期70年代のライヴ!~シベリウス、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle âme(ベルアーム)” からまたしても衝撃盤の登場。それは、チョン・キョンファ絶頂期1970 年代のシベリウスとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。いずれも“聴いて金縛り” と言えるほど驚異的な集中力を感じる白熱ライヴです。フランス国立視聴覚研究所音源提供のオリジナル・マスターの状態は非常に良好で万全のリマスタリングが施されております。平林直哉氏による日本語解説付です。
「このシベリウスは何かに取り憑かれたと言うべきか、ちょっと言葉では補えないような凄まじさをはらんでいる。それは、第1 楽章の弾き始めで明らかである。こんなに強く、心の底から何かを訴えるような歌わせ方は、全く類例がない。第2 楽章も、その桁外れな集中力は圧倒的で、第3 楽章はもはや、完全に言葉を失ってしまう。(中略)チャイコフスキーはライヴゆえに、全体の流れにより自由な空気が感じられ、やはり聴いて良かったと思わせる素晴らしい内容だ。」~ライナーノーツより平林直哉~
(キングインターナショナル)

【収録曲】
1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
2.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
【演奏】
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
フランス国立放送管弦楽団
ズデニェク・マーツァル(指揮)(1)
シャルル・デュトワ(指揮)(2)
【録音】
1973年5月16日 シャンゼリゼ劇場(パリ/ライヴ)(1)
1978年10月18日 シャンゼリゼ劇場(パリ/ライヴ録音)(2)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2015年02月10日 15:34