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「ラスト・バレンボイム、ラスト・マーラー」スカラ座フィル退任コンサートでのマーラー第9が登場!

バレンボイム&スカラ座のマーラー第9

「このコンサートは聴衆を魅了したのみではなく、彼自身が『皆にとって忘れがたい経験だった』と感慨を込めて言っているから、その意味でも記念すべきイヴェントだったといえる。彼はこのコンサートをCDにしようというデッカの申し出を快く承諾し、異例の早さで制作されたこのCDは、2月3日にイタリア国内のみで限定発売された。販売枚数も限定であるのかどうかははっきりしない。ベルリンのスタジオに音源を持ち込んでの制作に当たっては、通常おこなわれる修正やエディティングは一切なされず、当夜にイタリア放送協会のラジオ第3チャンネルで生放送されたものと全く同じだという。したがって、音質的には必ずしも完璧ではないにしても、当夜の熱気はむしろ生々しく伝わってくる。」
レコード芸術2015年3月号 海外楽信~ミラノ 野田和哉氏の記事より

2013年10月に、2014年12月限りでミラノ・スカラ座の音楽監督を退任することを発表したバレンボイムは、スカラ座フィルハーモニー管弦楽団との最後のコンサートに、モーツァルトの最後のピアノ協奏曲第27番(バレンボイムの弾き振り)と、マーラーが完成した最後の交響曲第9番という、文字通り「告別プログラム」を組みました。
「ラスト・バレンボイム、ラスト・マーラー」と伝えられた演奏会は2014年11月12日、14日、15日に開かれ、そのプログラム後半に演奏されたマーラーの交響曲第9番が早くもイタリア・ユニバーサルよりローカル・リリースされます(インターナショナル・リリースの予定はありません)。これはバレンボイムにとってスカラ座での初めてのマーラー演奏でした。
バレンボイムはマーラーの交響曲第9番をベルリン・シュターツカペレと2度に渡りライヴ収録した(2006年CD、2007年映像作品)自家薬篭中の作品だけに、2007年から8年間在任したスカラ座フィルとのラスト・コンサートという特別な機会にどのような演奏となって結実したかが注目されます。
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(タワーレコード)

【収録曲目】
マーラー:交響曲第9番

【演奏】
ダニエル・バレンボイム指揮
スカラ座フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2014年11月、ライヴ

類別:新品發布

掲載: 2015年01月22日 13:30

更新: 2015年02月20日 15:00