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チェコ放送ラジオサービスより驚きの復刻! チェコ弦楽四重奏団 歴史的放送録音集1928-1929

チェコ弦楽四重奏団放送録音集

チェコ音楽好き、弦楽四重奏好き、歴史的録音好き必聴!
ヤナーチェクの弦楽四重奏曲第2番『ないしょの手紙』を初演したことで知られる、1892年プラハで結成されたボヘミア弦楽四重奏団。1918年にチェコスロヴァキアが独立したのを記念してチェコ弦楽四重奏団と改称しました。創立以来のリーダーはカレル・ホフマン。他のメンバーは何度か交代していますが、前述の改称後の第2ヴァイオリンはドヴォルザークの娘婿で作曲家としても名高いヨセフ・スク(同姓同名の大ヴァイオリニストの祖父)、ヴィオラはチェコ・フィルのコンサートマスターを務めたイジ―・ヘロルト、チェロは名手ラディスラフ・ゼレンカが務めました。
第2ヴァイオリンのスクは1933年に引退し、チェコ・フィルのコンサートマスター、スタニラフ・ノヴァークに交代しました。しかし、1936年にリーダーのホフマンが亡くなり、チェコ弦楽四重奏団は活動を停止しました。
SPレコードへの録音に、スメタナの弦楽四重奏曲第1番、スクの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの『アメリカ』『ワルツ』『ドゥムカ』の計5曲があり、これらは英ビダルフより復刻されたことがありました(LAB091:廃盤)。
しかし、今回チェコ放送ラジオサービスが復刻したのは、それらとは異なる放送録音で、初めてCD化されるものです。高い力量をもつ4人が絶妙なコンビネーションを聴かせ、テンポルバートやポルタメントを駆使した奔放な表現を聴かせる彼らのこと、現代では聴けない味わいの演奏を示していることでしょう。(タワーレコード)
【収録曲目】
スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲第1番ホ短調
同:弦楽四重奏曲第2番ニ短調
ヨセフ・スク(1874-1935):聖ヴァーツラフのコラールによる瞑想曲 Op.35a
ドヴォルジャーク(1841-1904):
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51 B.92 から 第2楽章
弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.34 B.75から 第2楽章
弦楽四重奏曲第12番ヘ長調『アメリカ』Op.96 B.179 から 第3&4楽章
【演奏】
チェコ弦楽四重奏団
カレル・ホフマン(第1ヴァイオリン)
ヨセフ・スク(第2ヴァイオリン)
イジー・ヘロルト(ヴィオラ)
ラディスラフ・ゼレンカ(チェロ)
【録音】
1928-1929年、チェコ放送

類別:新品發布

掲載: 2015年01月20日 20:00