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ポリーニ1960年5月ライヴにステレオ録音が残されていた!~ショパン:ピアノ協奏曲第1番

ポリーニ~ショパン:ピアノ協奏曲第1番(1960年5月ライヴ ※ステレオ音源)

新年早々トンデモCD登場! まさに才気煥発。ポリーニ幻のステレオ・ライヴが高音質で残っていた!!
驚くべきアルバムが登場します。ポリーニのショパン、それもピアノ協奏曲第1番1960年ステレオ・ライヴの世界初出。ポリーニは同年の2月から3月にかけて行われた第6回ショパン国際ピアノコンクールにわずか18歳で優勝、クラシック音楽界最大の注目を集めていました。
ポリーニのショパンのピアノ協奏曲第1番といえば、1960年3月13日のショパン・コンクールにおけるライヴと、同年4月20-21日にクレツキ指揮フィルハーモニア管とのベストセラー盤が存在していますが、当アルバムはその1カ月半後の5月3日にパリのシャンゼリゼ劇場でフランス国立放送管と行われたコンサートのライヴ。モノラルの怪しげな盤が流出したことがありますが、こちらはフランス放送所蔵のオリジナル・ステレオマスターから192kHz、24bit高音質でデジタル・リマスタリングを行い、鮮やかな姿で蘇った正規盤。
何よりポリーニの独奏が唖然とする凄さ。明快なテクニックと早いデンポ、絹のようなタッチと透明な音色はフィルハーモニア管との盤と同質ですが、ライヴならではの高揚と熱気で、曲が進むにしたがって音楽に没入していくさまが危険ささえ感じさせるほど。奇跡の演奏が残されていたと申せましょう。老練なクレツキのバックも注目で、才気煥発名ポリーニの独奏にピッタリあわせているだけでなく、各所にちりばめられたポーランドの民族色の表出も見事。
カップリングのブラームスの交響曲第3番も、クレツキならではの考え抜かれた知的アプローチ光る名演。フランス国立放送管の音色も魅力です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
1.ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
2.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
【演奏】
マウリツィオ・ポリーニ(Pf)(2)
パウル・クレツキ(指揮) フランス国立放送管弦楽団
【録音】
1960年5月3日 パリ、シャンゼリゼ劇場(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年01月08日 10:21