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F.P.ツィンマーマン2度目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲録音始動~第1番、第3番、第4番 他

F.P.ツィンマーマン~モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第3番、第4番 他

ヘンスラー・レーベルより大注目盤登場!1965年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身2度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集録音を開始しました。第1集にはヴァイオリン協奏曲第1、3、4番、アダージョホ長調K.261、そしてロンドハ長調K.373が収録されています。
1度目の全曲録音は1986年にイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団とのセッション録音ですので、この度約28年ぶりの全曲録音開始となります。今回の共演はバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はラドスラフ・スルクです。ツィンマーマンは当団の2005-06年シーズンでモーツァルトの5つのヴァイオリン協奏曲を演奏し、その演奏会は大成功に終わり各誌で絶賛されました。この度、満を持しての録音となります。
ツィンマーマンと言えば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトは極上・絶品です。さらに近年はトリオ・ツィンマーマンとして室内楽にも力を入れ音楽的表現がより豊かになりました。今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、とりわけ弦楽の美しさを追求した演奏を披露しております。
10代から華々しい活動を行うツィンマーマンですが、最も重要なレパートリーの一つとしてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番があげられます。当作品は1度目の録音の他にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのセッション録音(1995年1月)、またライヴ映像としてベルナルト・ハイティンク指揮、ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート1993(EUROARTS/2011514)があり、その点からもツィンマーマンの当作品に対する思い入れをうかがい知ることができます。
ツィンマーマンの愛器ストラディヴァリウスは、かつてクライスラーが所有していた1711年製の名器で、まるでビロードのような音色です。今後のリリースも期待せずにはいられない全曲録音始動と言えましょう。
(キングインターナショナル)

『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集』
【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
1.ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207[カデンツァ:コンスタンチン・モストラス]
2.ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261[カデンツァ:フランツ・バイヤー]
3.ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373
4.ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216[カデンツァ:フランツ・バイヤー]
5.ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218[カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム]
【演奏】
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:1711年製ストラディヴァリウス)
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
【録音】
2014年3月6~8日 ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内

類別:新品發布

掲載: 2014年12月18日 17:13