鍵盤の女神 アンジェラ・ヒューイット、リストのピアノ・ソナタを弾く！

満を持して録音した「J.S.バッハ：フーガの技法（PCDA67980）」が、第52回のレコード・アカデミー賞において、見事"器楽曲部門賞"を受賞し、まさに大旋風を巻き起こしている最中の"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイット。
ヒューイットにとって初の録音となるフランツ・リストのアルバムは、リスト唯一のピアノ・ソナタにして至高の傑作である、ピアノ・ソナタ ロ短調。併録されるのは、「巡礼の年第2年」より、第4曲～第7曲までの、「ペトラルカのソネット」3曲と「ダンテ・ソナタ」。ともすれば「技巧をひけらかすだけ」、「難解で支離滅裂」などと評されることもあるリストのロ短調ソナタだが、ヒューイットの両手とファツィオーリの鍵盤が生み出す変幻自在の音色と表現力によって、"ピアノの魔術師" が残した偉大なるソナタが色鮮やかに再構築されていく。
(東京エムプラス)

【収録曲】
フランツ・リスト：
･ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
巡礼の年第2年 《イタリア》 より ～
･ペトラルカのソネット第47番 S.161-4
･ペトラルカのソネット第104番 S.161-5
･ペトラルカのソネット第123番 S.161-6
･ソナタ風幻想曲 《ダンテを読んで》 S.161-7
【演奏】
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ／ファツィオーリ)
【録音】
2014年5月19日～22日　ベルリン、イエス・キリスト教会