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”ウィーン流派”の特質に迫る! 幸松肇著『ウィーンの弦楽四重奏団200年史』

ウィーンの弦楽四重奏団200年史

ウィーンの約200年に及ぶ弦楽四重奏団の歩みを綴った歴史書。〝シュパンツィヒ四重奏団とベートーヴェンの関係〟〝黎明期のウィーン・フィルを牽引した、30年の歴史を誇るヘルメスベルガー四重奏団〟〝50年もの独裁時代が続いたロゼー弦楽四重奏団〟〝新ウィーン楽派のコーリッシュ弦楽四重奏団〟〝戦後のLP録音によってその名が世界中に轟いた、バリリ四重奏団とウィーン・コンツェルトハウス四重奏団〟〝200年の歴史の中で燦然と輝くヴェラー弦楽四重奏団〟などの活動と歴史的推移を論述し、ウィーンの名弦楽四重奏団の誕生と栄枯盛衰の軌跡を総括する。その録音についても、耳で確かめられる生きた資料として重点的に取り上げた。さらに、現在活躍するウィーンの弦楽四重奏団の動向を捉え、明日への展望を予測する。
「特に今日まで途絶えることなく続いているウィーン室内楽の伝統、つまり“ウィーンのヴァイオリン流派"の様式-イントネーションやフレージングもその中に入ります-は、演奏家たちにとりわけ大きく役立っています。演奏会の時に私が心がけることは、作曲家の考え方や様式に、自分をとけ込ませることです。」
(ワルター・バリリ氏の『発刊に寄せて』より抜粋)
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카테고리 : 뉴 릴리스

掲載: 2014年12月01日 17:30