マシーンドラム、大ブレイクした前作から1年振りの新作

エレクトロニック・ミュージック・シーンの未来を担う男、Travis StewartことMachinedrumが、アーティスト自身過去最高の売上を記録し、ジャングル/フットワークをネクスト・レベルに引き上げた前作『Vapor City』から約1年の時を経て、前作を超える傑作フル・アルバム『Vapor City Archives』をリリース!自身が思い描く空想都市のヴィジョンに基づき構築され、1年をかけて展開された『Vapor City プロジェクト』。ワールドワイドなライヴツアーや、数々のフォローアップEP、リミキシーズ、 『Vapor City』の市民プログラム登録者へのフリーダウンロードなどで構成されて好評を博したプロジェクトは今作を持って遂に完結する。ドラムンベースの疾走感と上昇系シンセリフが絡み合い迫り来る多幸感から逃れられない「Boxoff (M-1)」に始まり、中東風ギターリフが独特のヴァイブスを醸し出すフットワーク・トラック「Safed (M-2)」、ノスタルジックなメール・ヴォーカルと故DJ Rashadを彷彿とさせるデトロイティッシュ・ジュークが胸を締め付ける「Only 1 Way 2 Know (M-4)」、エフェクトをたっぷり注入された木琴系リフがヒップホップとジュークを接続、後半に行くに連れどんどんと音が重なりフロアを半狂乱の渦に巻き込む「2 B Luvd (M-9)」など、漂う哀愁感と差し込むポジティヴな光、Machinedrumが描き出すノスタルジアな世界観にどっぷりと浸かれる傑作が誕生。アートワークはグラスゴーの超人気レーベル<LuckyMe>のDom FlanniganとEclair Fifiが担当。
掲載: 2014年11月13日 21:22