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エイジア、2010年ハイ・ヴォルテージ・フェスを完全収録

Asia

 

2012年をもってスティーヴ・ハウが脱退、かわって無名の若手ギタリスト、サム・コールソンを起用し、2014年3月にはこの編成によるニュー・アルバム『グラヴィタス~荘厳なる刻』をリリース、6月には来日公演を行うなどメンバー・チェンジ後も精力的に活動を続けているエイジア。
 
今回リリースされる『エイジア~ハイ・ヴォルテージ・ライヴ 2010』は、スティーヴ・ハウが在籍していた2010年7月24日、ロンドンのヴィクトリア・パークにて行われた“ハイ・ヴォルテージ・フェスティヴァル”における野外ライヴの模様をフル収録した作品である。この年初めて開催された“ハイ・ヴォルテージ・フェスティヴァル”は、フォーカス、フォリナー、ヘヴン・アンド・ヘル、ZZトップ、スティーヴ・ハケット、マグナム、ユーライア・ヒープ、マリリオン、UFO、EL&Pといった錚々たるバンドが集ったフェスで、約30,000人の動員があったと言われる。エイジアはその初日の“プログ・ステージ”に登場している。

エイジアの2010年ツアーについては『レゾナンス―オメガ・ツアー~ライヴ・イン・バーゼル2010』もすでにリリースされているが、野外フェスという特別なステージを収録しているという点で『レゾナンス』とはまた異なる彼らの魅力的なパフォーマンスを堪能できる作品なのは言うまでもないだろう。特に“ハイ・ヴォルテージ・フェスティヴァル”におけるステージで特筆すべきなのは、彼らのファースト・アルバム『詠時感~時へのロマン』に収録された全曲をフィーチャーした、この日だけのセットリストが組まれている点だろう。オリジナル・エイジアの2010年の特別なステージを記録した作品としてこのタイトルもまた、ファンならば必携なのは言うまでもないだろう。

【ミュージシャン】
ジョン・ウェットン(ベース/ボーカル)
ジェフ・ダウンズ(キーボード)
スティーヴ・ハウ(ギター)
カール・パーマー(ドラムス)

掲載: 2014年06月23日 15:22