InterFM「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」レコメンド特集<5>
アーティストデビューよりもDJデビューのほうが実は早かったUtada Hikaruがレギュラーを務めていた「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」。2014年3月18日をもって最終回を迎えました。その番組の中で、現在人間活動中である彼女が日々の生活の中で出会った音楽を紹介していました。この特集では番組でレコメンドされたアーティスト、楽曲を、宇多田ヒカルのコメントとともに紹介。是非、ご覧いただき、“今の宇多田ヒカルを感じてください。
<Episode 5 Playlist/2013-10-15>
■ELTON JOHN「TINY DANCER」
代表曲じゃないけど私が一番好きな曲として選曲したのですが、実はシングルで,プラチナにもなってて、だから結構有名な曲です(苦笑)。
■STEVIE WONDER「YOU AND I」
この曲は結構カバーもされてるし、それも有名なんですが、まあ、「STEVIE WONDERといえば」っていうときにまず出てくる曲ではないかな?
■STING「I BURN FOR YOU」(LIVE)
「I BURN FOR YOU」のライブバージョン、これがさらにオリジナルよりも好きで、「BRING ON THE NIGHT」っていうライブアルバムに収録されてるんですけど、元曲と聴き比べてもおもしろいと思うんだけど、ライブでやるときに、前からある曲をどうアレンジするかっていうのはいろいろ、みんな考えると思うんですけども、そのアレンジの仕方とか、エンディングへの持ってき方とか、何かこう…旅に連れてってくれるような展開がすごく好きです。
■PRINCE「SOMETIMES IT SNOWS IN APRIL」
PRINCEと何人かのバックボーカルとか他のミュージシャンと一緒の部屋で、ワンテイクでライブみたいに録ったらしくて、椅子の音とか全部いろいろ、スタジオの空気がそのまんま伝わってきて、すごく好きな曲
■NINE INCH NAILS「THE FRAIL」「THE WRETCHED」
NINE INCH NAILSの私が一番好きな曲っていうのは、すごく短いインストの曲なんですね。それだけを選曲したかったんだけども、それがその次の曲とつながってる構成になってるので2曲分の選曲となってますが、好きなのは冒頭の部分です。
■MARIAH CAREY「THE WIND」
ずっと私、この曲、カバーだと思ってたんですよね。スタンダード・ナンバーっぽいから。でも、今回調べたらオリジナル曲だってわかって、ますますステキだなと思ったんですけど、「EMOTIONS」というアルバムに収録されてる曲ですね。
■THE SMASHING PUMPKINS「STAND INSIDE YOUR LOVE」
この曲がとにかくとにかく好きで、1回ホームページかTwitterか、何だったっけな、何かでこの曲が好きなんだって言ったら、一気にiTunesでこの曲が、ランクが上がったんですよね。それ見て、「ああ、こんな宣伝効果あるんだ」ってちょっとびっくりしたっていう…。
■THE BEATLES「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」
ずっと昔、子供のころから一番好きだった曲なんですね、BEATLESの中で。で、弾き語りで初めてギターで覚えた曲。
■宇多田ヒカル「TAKE 5」
私が自分の曲で一番好きで、大事に思ってる曲です。歌詞の内容として、「死にたい」っていう気持ちを書いてるんですね。そういうところから描き始めて...でも、全部歌詞が完成したときに、最後の一言が「生きたい」だったんですね。「今日という日を素直に生きたい」っていう言葉で完成して、「あ、なんだ私、生きたいんじゃん」みたいな、作詞ってすごくホントにおもしろいプロセスだなと思った曲。
掲載: 2014年03月17日 20:03
更新: 2014年03月17日 20:08