新生エイジア、ニュー・アルバム日本先行リリース

常に進化(プログレス)してきたロック・バンド、エイジア。ジョン・ウェットン、ジェフ・ダウンズ、カール・パーマーが2014年、新ギタリスト:サム・コールソンを迎えて時を詠むアルバムが『グラヴィタス~荘厳そうごんなる刻とき』だ。
結成30周年を記念するジャパン・ツアーを2012年9月に行った後、スティーヴ・ハウが脱退。だが、キング・クリムゾンやイエス、EL&Pなどでプログレッシヴ・ロックの土台を築き上げてきたメンバー達はすぐに新曲を書き始め、同時に後任ギタリスト探しに入る。
新メンバーとして加入することになったサム・コールソンは1987年生まれのイギリス人ギタリスト。エイジア結成よりも若い彼はポール・ギルバート(Mr.BIG)やウォルター・トラウトにその実力を認められて頭角を現し、バンドに迎えられることになった。彼のハードなエッジを持つリフとテクニカルなリード・プレイは、エイジアに新たな生命を吹き込んでいる。
そうして完成した『グラヴィタス~荘厳そうごんなる刻とき』は、オリジナル・エイジアのプログレッシヴ・ロマンを受け継ぎながら、若き息吹を取り戻した作品だ。新たな代表曲のひとつになるであろう「ワルキューレ」から、スケールの大きなエピック・ロック「グラヴィタス」、クラシカルなコード進行で魅了する「ロシアン・ドールズ」、優美なバラード「ジョー・ディマジオズ・グローブ」まで、ドラマチックな美学が貫かれている。
そして初回限定盤CDにはボーナス・トラックとして「ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー」「ジョー・ディマジオズ・グローブ」アコースティック・ヴァージョンを収録、ボーナスDVDには2013年にブルガリア/プロヴディフで行なわれたオーケストラとの競演ライヴから「ヒート・オブ・ザ・モーメント」などのライヴ映像と新曲「ワルキューレ」のミュージックビデオを追加収録!さらに日本盤のみ「ロシアン・ドールズ」アコースティック・ヴァージョンを加えて、アルバム本編と異なる世界観を提示する。
6月には新編成による来日公演も決定。エイジアの物語は続いていく。
【メンバー】
ジョン・ウェットン(ベース/ボーカル)
カール・パーマー(ドラムス)
ジェフ・ダウンズ(キーボード)
サム・コールソン(ギター)
掲載: 2014年02月12日 09:58