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キャバレー・ボルテール、歴史を完全網羅したボックス登場

Cabaret Voltaire

 

インダストリアル・サウンドの元祖キャバレー・ヴォルテール、名盤3作を一挙リリース。このリリースに合わせ、3作品をまとめた限定ボックス・セットも登場!

ダンサブルなビートを取り入れたインダストリアル・サウンドを確立した名盤『ザ・クラックダウン』を初めとする3作品は、当時、圧倒的な評価を獲得し、またNMEの表紙を飾るなど、人気と評価が非常に高かった。現在のインダストリアル・ミュージックのリバイバルの中でバイブルであり、発売から30周年を迎えリマスター音源として蘇ったサウンドは、より一層輝きを放っている。

『キャバレー・ヴォルーテル──通称キャブスは、ノイズ/インダストリアルの草分け的存在であり(スロッビング・グリッスルと並んで、二大巨匠のひとつ)、ポストパンク時代において、もっとも重要なバンドのひとつに挙げられる。(~中略~)パンクでテクノでノイズのキャブスの時代が、またやって来たのである。』─野田努(ele-king)

【バンド名の由来】
1910年代に既成の秩序や常識に対するカウンターとして起こった反芸術運動(ダダイズム)の活動拠点であったスイスのキャバレーの名前にちなんでいる。既存の音楽の解体、再構築という彼らのサウンドと共鳴している。

【ショート・バイオ】
73年結成。シェフィールド出身。オリジナル・メンバーはリチャード・H・カーク(guitars, keyboards, tapes)、スティーブン・マリンダー(vocals, bass, keyboards)、クリス・ワトソン(81年に脱退/ keyboards, tapes)。79年にデビュー・アルバムをリリースし、15枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。82年初来日公演実施。95年以降は活動休止中だが、最も再結成が望まれるバンドのひとつ。なお本リイシューは、リチャード・H・カークが監修している。

掲載: 2013年10月15日 13:19