注目アイテム詳細

【完全数量限定】Kosuke Yamashita:THE EARTH~オーディオチェックのためのオリジナルミュージック~

THE EARTH

世界初!  96kHz/24bit高音質マスター音源によるメディアサウンド完全比較可能パッケージ。キュー・テック オリジナル音源「THE EARTH」の壮大かつ緻密なオーケストレーションをFORSマスタープロセスによりオリジナルマスター音源に極めて近いハイクオリティ・マスターサウンドを実現SA-CD・HQCD・BD-audioそしてAnalogdiscそれぞれのメディアに記録した、ハイエンドオーディオファイル向け至高のオーディオリファレンスディスクセットです。

※こちらのお品物は完全受注生産品につき、メーカー完売次第、販売終了となります。
 また、限定品につき、ご注文後のキャンセルはご遠慮ください。

■「Super Hi-Quality Audio Reference Disc THE EARTH」について

 キュー・テックは、1981年のレーザーディスクの発売以来、プレーヤーやディスプレイの開発・調整用テストディスク・販売促進用デモンストレーションディスクなど多くの高画質・高音質評価用ソフトを制作、リファレンスソフトとして、コンスーマー・プロフェッショナルの各方面で使用されて来ました。

 このディスクは、長年にわたる評価ソフト制作のノウハウと、当社のもつ最先端のレコーディング・マスタリング技術を結集して制作された、BD・SACD・CDプレーヤー、アナログディスクプレーヤー、オーディオアンプ、スピーカーなどのオーディオシステムの音質を主観評価・調整することを目的に企画されています。

 音楽は、このリファレンスソフトのために作曲家・山下康介氏が書き下ろした、オーディオチェックのためのオリジナルミュージック「交響詩・THE EARTH」。地球の誕生をモチーフに、目覚め、鼓動、進化、奇跡、祈りなどのテーマを壮大なオーケストラサウンドから、パーカション、ボーカル、ピアノソロへと綴る「交響詩」として制作しました。レコーディングは96kHz/24bit、当社独自の高音質デジタル信号伝送技術FORSを採用したマスタリングにより、オリジナル音源に極めて近いマスターサウンドが得られました。

 本製品は、この「交響詩・THE EARTH」の96kHz/24bit オリジナルミックスダウンファイルをマスター音源に使用して、現在販売されている主な高音質オーディオディスクを各ディスク製造メーカーのご協力のもとに製作、完全同一音源による、それぞれのディスクの音質の違いをお楽しみいただけます。

ディスクは、オーディオ用ブルーレイディスク(96kHz/24bit)、SHM仕様SA-CD(1bit/DSD)、HQCD(16bit/44.1kHz)、そして、アナログディスクは30cm/45回転2枚組(100%FINE Record)の、4種類5枚を解説書とともに化粧ケースに納めています。

また、本製品のオプションとしてCDのハイエンドリファレンスディスクであるクリスタルディスク(光学ガラスCD)を限定生産で別売いたします。

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■山下康介 作曲による、オーディオリファレンスのためのオリジナルミュージック

地球の目覚と鼓動・進化・奇跡を組曲で描く「THE EARTH」。

壮大なオーケストサウンドから強大なアフリカンリズム、そして、ボーカル、ピアノソロへと綴る交響詩。

●曲目リスト

1. Overture  ( 序曲 ) オーケストラ曲
2. Waking  ( 目覚め )  オーケストラ曲
3. Beat  ( 鼓動 )  アフリカンサウンド曲
4. Evolution  ( 進化 )  オーケストラ曲
5. The Miracle  ( 奇跡 )  ボーカル曲
6. Prayer  ( 祈り )  オーケストラ曲
7. Finale  ( 終曲 )  ピアノ曲

●作曲家 山下 康介
1974年静岡県浜松市生まれ。東京音楽大学作曲専攻卒業。
 これまでに映画、テレビドラマ、アニメーション、ゲームなどのサウンドトラックを多数手掛けている。大学卒業後、大林宣彦監督作品「三毛猫ホームズの推理」にアレンジャーとして参加。以降「理由」「転校生?さよならあなた?」「この空の花」などの同監督作品に多く携わっている。
 2008年にNHK連続テレビ小説「瞳」の劇伴音楽を担当。トロンボーン奏者・中川英二郎氏の演奏するメインテーマは話題になった。そのほかに、テレビドラマ「花より男子」、「有閑倶楽部」、「Around40?注文の多い女たち?」、アニメ「ガラスの艦隊」、「デジモンクロスウォーズ」、「ちはやふる」、「松本零士オズマ」、スーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズの音楽などがある。また編曲作品においても、「題名のない音楽会」(テレビ朝日系)などにおける放送用編曲や、アーティストやオーケストラのためのコンサート用編曲、アルバム用編曲など多数。その他、宮本亜門氏演出のブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」、「INTO THE WOODS」、「スウィーニートッド」などの公演音楽監督を務めるなど、その活動の幅を広めている。

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■ディスクセット内容

●HQCD (Hi Quality Disc)
ディスク製造会社であるメモリーテックが開発。ディスク基板に液晶パネル用ポリカーボネイトと反射膜には従来のアルミニウムに換えて、耐久性・耐熱性・耐光性にも優れた独自の特殊合金を採用。音の粒が繊細で解像度・透明感・臨場感が劇的向上、従来のCDよりもマスターに限りなく近い音質が実現できる。
 
●SA-CD (Super Audio CD/SHM仕様)
ソニーとフィリップスが開発。音声信号のデジタルデータへの変換は、CDの記録方式のPCM(Pulse Code Modulation)ではなくDSD(Direct Stream Digital)方式を採用、100kHzをカバーする再生周波数範囲と可聴帯域内120dB以上のダイナミックレンジを確保。「原音」にきわめて近い録音・再生を実現している。CDとの互換性はない。SHMは、液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用した、透明性・流動性に優れる素材。透明性の向上は信号の読み取り精度に、流動性の向上は正確なピット形成に効果を発揮する。
 

●BDオーディオ (Blu-ray Disc for Audio)
96kHz/24bitのハイビット・ハイサンプリング・リニアPCMをそのままブルーレイディスク(BD-ROM)に記録、CDライクの簡単リモコン操作で、レコーディングスタジオレベルの高音質な音楽を手軽にBDプレーヤーで楽しむことができる。本ディスクには96kHz/24bit/7.1chサラウンドも同時収録されている。
 
●100% FINE Record (Analog Disc)
オリジナルミックスダウンマスターを使用した「DMC/ダイレクトマスターカッティング」による高品位・高音質レコード。
ディスクは、ユニバーサルミュージック合同会社と東洋化成株式会社の共同開発による「100%PURE LP」と同等の材料を使用。従来のレコードのように音に影響を与える着色物(カーボンなど)をすべて排除し、成型の安定性と音質を考慮して無着色の低重合度のストレート塩化ビニールを使用している。成形にはメタルマスターで直接プレスする「DMP/ダイレクトメタルマスタープレス」方式採用。剥がす行程が少ない分、音溝のシャープさが失われず深い音溝にも対応でき厚みのある低音が得られる。45回転・180g重量盤仕様でトレース時の共振やソリの影響も減少することができる。

●CD (Compactdisc-Digital Audio) (封入アンケート応募特典ディスク/非売品)
1982年、ソニーとフィリップスにより開発誕生。CDと普通に言えば音楽を記録したCD-DA(コンパクトディスク・デジタルオーディオ)を指す。直径12cmのディスクに16bit/44.1kHzの非圧縮デジタルデータを74分(開発当初)記録できた。本セットではこのCDが比較視聴のすべのリファレンスとなる。
 
●クリスタルCD (Crystal CD/Glass CD) (別売)
ディスク基板としてポリカーボネイトの代わりに現存する最良の素材である光学用ガラスに金蒸着を施したCD。ガラスは平面性、副屈折率などに優れていたため、従来から光学ピックアップの開発・調整用のテストディスクとして使用されてきた。全体の音抜け感が高くなり解像度が高まって聴感的な歪を抑えて柔らかで滑らかなサウンドが得た高音質の世界はまさに「究極」のCDである。クリスタルディスクはメモリーテックの商標。
 
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Production Note
 昨年2012年はCDの誕生から30年の記念すべき年であった。ひとつのメディアが第一線でこれだけ長寿命なのは、CDの「44.1kHz/16bitリニアPCM」という基本フォーマットがいかに優れていたかを物語っている。
 さて、このアルバムは、CD誕生30年を記念して、アナログからデジタルへの変遷の中で誕生したいろいろなミュージック・ディスクメディア、それぞれのディスクがもつ本来の「音」を再確認し、楽しむことを目的として企画されている。本プロジェクトでは12cm光ディスクの代表的なメディアである、CD(Compact Disc) (※1)、ディスク素材を変えたHQCD、1bit DSD記録によるSA-CD、そして今話題のBD-Audio(オーディオ用ブルーレイディスク)と、光学ガラス製CDのCrystal Disc(※1)の5種類を選んだ。さらに、ミュージックディスクの原点であるアナログディスク(30cm LPレコード)と、2トラック・オープンリールミュージックマスターテープ(※1)を加えて、全7種のメディアの比較試聴をすることができる。
(※1 Crystal Discとオープンリールミュージックマスターテープは別売、CDはアンケート応募特典/非売品)

 本アルバムでは、各種音質問題をクリアするために、次のような現在考えられる最善のマスター製作とディスク製造工程で製造を行った。
○96kHz/24bitレコーディングから、ミックスダウン、カッティングマスターのすべての工程に、原信号を忠実に伝送するキュー・テックオリジナル高音質信号処理技術「FORSシステム」を採用。
○WAVファイルのストレージには、3.5インチ7,200rpmのHDDを、30mm極厚アルミと御影石のハイブリッド制震筐体に、高級オーディオ機器同様の大容量トランスとオーディオ用コンデンサーで構成された重量25kgの超弩級「FORSマスタードライブ」を全工程に採用。

○オリジナルマスター音源から、CD、HQCD、SA-CD、BD-Audio、Clystal Disc、それぞれに最適化したカッティングマスターを作成。EQ、COMP、LMなど音質を変化させるマスタリング作業は一切行わない「DMC/ダイレクトマスターカッティング」。
○CDからHQCD、SA-CD、BD-Audioまで、すべてのメディアは、サブスタンパーを作らない「DMP/ダイレクトマスタープレス」方式。また、本プロジェクト専任のオペレーターによる品質管理。
○至高のアナログディスク実現のために、96kHz/24bitのマスター音源をカッティングルームに持ち込み、ミックスダウンに使用したdcs社のDAコンバーター(ルビジウム生成の高精度ワードシンクで同期結合)を使い、カッティングシステムにダイレクト信号送出。
○アナログディスクは、ノイマン社製VSR-70カッティングレース& SX-74カッターヘッドを使用、45rpmハイレベルカッティングとともに、カーボンを含有しない無着色ヴァージン・ヴィニール(180グラム重量盤)を使用した「100%FINE Record」の2枚組み、これをデリケートなディスクの保存に優れたアンダンテラルゴ社のグラシン紙二重内袋に収めている。

 このように、「こだわりの極み」で製作されたTHE EARTHは、自信を持ってハイエンド・オーディオファイルの皆様にお贈りいたします。デジタル・アナログ、それぞれのディスクが醸し出す「音楽の音色」は、再生するプレーヤーによっても「音の表現」を変えることでしょう。 その違いもぜひ、お楽しみください。

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このディスクをお楽しみになる前に
●各ディスクの音質・音色の違いは、聴取者個人の主観的な受け取り方、体調などにより異なることがあります。
●また、ご使用になられるCD、SA-CD、BD、アナログレコードプレーヤーなどの再生装置および音場・聴取条件などによっても異なります。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年09月05日 12:00