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【SUPRAPHON】「プラハのヴォルフガング・サヴァリッシュ」

サヴァリッシュ

サヴァリッシュ追悼企画盤~チェコ・フィルとの未発表ライヴ集
モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、マルチヌー

ミュンヘンに生まれたドイツの名指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1923 - 2013)の追悼企画盤。
“SUPRAPHON”よりリリースされるボックスは、よくある既出タイトルの寄せ集めとは違い、レーベルと太いパイプを持つチェコ放送のアーカイヴに保存されていたライヴ音源の数々よりたっぷりとCD5枚分を復刻するという、大注目の内容となっています。
1957年に当時最年少の33歳という若さでバイロイト音楽祭にデビューを果たしたサヴァリッシュですが、その生涯を通じてもっとも重要な業績のひとつに、生まれ故郷での20年にも及ぶバイエルン国立歌劇場音楽監督(1971-92)の活動が挙げられます。ちょうどこの時期は、サヴァリッシュがチェコ・フィルにひんぱんに登場してひときわ高い人気を博していた時期でもあり、サヴァリッシュがチェコ・フィルを指揮した“SUPRAPHON”屈指の名録音、ドヴォルザークの2大宗教曲「レクィエム」、「スターバト・マーテル」のアルバムに結実してもいます。

当時のサヴァリッシュとチェコ・フィルとの良好な関係をよく伝える本セットは収録内容も魅力的で、巨匠の看板プログラムとして有名なモーツァルト、メンデルスゾーンをはじめ、やはり好んで取り上げていたドヴォルザーク、ヤナーチェク、マルチヌーといった楽団ゆかりのスラヴ系の作品から構成されており、おそらくほとんどすべてが初出というのも見逃せないところです。

【曲目】
[CD 1]
・モーツァルト:交響曲第41 番ハ長調KV551「ジュピター」
・モーツァルト:アダージョ ホ長調KV261*
・モーツァルト:交響曲第40 番ト短調KV550
 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)*
 収録:1980 年6 月20 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
[CD 2]
・ベートーヴェン:交響曲第1 番ハ長調op. 21
 収録:1970 年6 月4 日/プラハ、市庁舎、スメタナ・ホール(ライヴ)
・ベートーヴェン:交響曲第6 番ヘ長調op. 68「田園」
 収録:1975 年10 月16 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
[CD 3]
・メンデルスゾーン:交響曲第2 番変ロ長調op. 52「讃歌」
 ヤナ・ヨナーショヴァー(ソプラノ) レナーテ・フランク=ライネッケ(ソプラノ) ヴォイテフ・シュレンケル(テノール)
 チェコ・フィルハーモニー合唱団 ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮)
 収録:1975 年10 月23 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
[CD 4]
・ヤナーチェク:グラゴル・ミサ※
・マルチヌー:戦場のミサH279
 アナベル・バーナード(ソプラノ) ヴィエラ・ソウクポヴァー(コントラルト) イヴォ・ジーデク(テノール)
 インドジフ・インドラーク(バリトン) エドゥアルド・ハケン(バス)
チェコ・フィルハーモニー合唱団 ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮) ミラン・シュレフタ(オルガン)※
収録:1972 年12 月1 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
[CD 5]
・ドヴォルザーク:序曲「自然の王国で」op. 91
 収録:1972 年12 月1 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
・マルチヌー:交響曲第4 番H305
 収録:1975 年10 月16 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
・ペトル・エベン(1929 - 2007):プラハ・ノクチュルヌ-ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの思い出に
 収録:1987 年9 月17、18 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
【演奏】
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
※ステレオ収録
※トータル・タイム…339’40”

類別:新品發布

掲載: 2013年06月27日 16:55

更新: 2013年06月27日 16:55