【Linn Records】トレヴァー・ピノックの第1弾はマーラー&ドビュッシー

イングリッシュ・コンサートの創設者、世界有数の古楽系鍵盤奏者であり、ピリオド奏法のパイオニア的存在、トレヴァー・ピノックがリン・レコーズ(Linn Records)初登場!
※音質面でも評価されている“Linn”よりSACDハイブリッド仕様によるリリースです。
近年は指揮者としても活発な活動を展開しているピノックが選んだプログラムは、マーラーの「交響曲第4番」。
ピノックと英国王立音楽院の精鋭たちが取り上げたマーラーは、オリジナルの大編成ではなく、エルヴィン・シュタイン(1885-1958)が、師であるシェーンベルクの「音楽私的演奏協会」でのコンサートのために編曲を施した「室内アンサンブル」ヴァージョン!
ソプラノ、フルート、オーボエ、クラリネット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、打楽器、そしてハーモニウムという小編成に生まれ変わったマーラーの「交響曲第4番」。
イギリスの古楽界を牽引し続けてきたピノックの音楽的センスと、分厚いオーケストレーションから解放されスリムな姿となったマーラーの音楽との相乗効果は、大きな感銘と発見をもたらしてくれることでしょう。
終楽章では、ポルトガルの若き期待のソプラノ、ソニア・グラーネが登場。
トレヴァー・ピノックの“マーラー”にご期待下さい。
また、カップリングは、ドビュッシーの「牧神」!
こちらもピノックならではの作品へのアプローチに興味津々です。
【曲目】
1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
2)マーラー:交響曲第4番ト長調(シュタイン編/室内アンサンブル版)
【演奏】
トレヴァー・ピノック(指揮)
ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル
2)ソニア・グラーネ(S)