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『LFJ~“熱狂の日”音楽祭 2013』主要作曲家【エリック・サティ】

サティ

毎年、恒例となりました『ラ・フォル・ジュルネ~“熱狂の日”音楽祭 2013』。
 今回のテーマは「パリ、至福の時」(L'heure exquise;ルール・エクスキーズ)。

“L'heure exquise”は、ポール・ヴェルレーヌの詩「白い月」の最後のフレーズですが、フォーレやアーンはこの詩に音楽を付け、歌曲にもなっています。
19世紀から20世紀にかけて、パリは世界の芸術の首都としてさまざまなジャンルの芸術家が集い、交流し、素晴らしい作品の数々が生まれましたが、“L'heure exquise”という言葉をテーマタイトルに引用することによって、ルネ・マルタンは芸術家たちにとって至福の時代であった頃のパリを再現しようとしたのです。

開催期間を通して、19世紀後半から現代まで、パリを彩ったフランス、スペインの作曲家たちの作品を、色彩あふれ、情熱みなぎる150年間にわたる音楽のパノラマとして展開します。

【エリック・サティ(Erik Alfred Leslie Satie、1866年5月17日 - 1925年7月1日)】
フランス、ノルマンディー地方のオンフルール生まれ。
「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」と称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと見なされており、ドビュッシー、ラヴェルも「その多くの作曲技法はサティによって決定づけられたものだ」と公言している。
カフェ・コンセール『黒猫』に集う芸術家の1人となり、コクトーやピカソと交流。バレエ・リュスのために『パラード』を作曲。またカフェ・コンセールのためのいくつかの声楽曲を書く。
また『官僚的なソナチネ』、『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』、『冷たい小品』、『梨の形をした3つの小品』『胎児の干物』『裸の子供たち』のように、作品に奇妙な題名をつけたことでも知られている。
革新的な技法を西洋音楽に盛り込み、対位法における違反進行も平然と書かれていた。それは後の時代に、様々な旋法を導入する手法が大流行する起爆剤となった。

カテゴリ : ニュース

掲載: 2013年02月19日 17:02

更新: 2013年02月19日 17:07