若き日のドミンゴがニューオリンズで残した幻の音源がCD化

若き日のドミンゴがニューオリンズで残した幻の音源、出現。
貴重な音源のCD化。
当時27歳だった若きドミンゴと35歳のカバリエがニューオリンズ・オペラで共演した
ヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」のステレオ・ライヴ。
かつてメロドラム盤で出たこともありますが、初の正規発売となります。
ヴェルディの熱い音楽を若きドミンゴの張りのある美声、カバリエの芸達者ぶりでたっぷり堪能できます。ルージャ・ポスピノフ=バルダーニとエンツォ・ソルデッロら実力派が脇をかためているのも魅力。
さらに魅力なのは「ニューオリンズのドミンゴ」と題されたボーナスCD。
現存する彼の最も若い時代の記録で、「ランメンルモールのルチア」「アンドレア・シェニエ」「トスカ」の名場面を約1時間収めています。若さ弾けるエネルギーと声量、ただものでないと確信させられるオーラ。これだけでも欲しくなる超お宝盤です。
『ヴェルディ: 歌劇「イル・トロヴァトーレ」』(全曲)
マンリーコ: プラシド・ドミンゴ(Ten)
レオノーラ: モンセラート・カバリェ(Sop)
アズチェーナ: ルージャ・ポスピノフ(ホスピシュ)=バルダーニ(Ms)
ルーナ伯爵: エンツォ・ソルデッロ(Br)
フェルランド: ジョージ・メイヤー(Bs)
イネズ: ジョアン・ヤッキー(Ms)
ルイーズ: ベニー・レイ(Ten)
老ジプシー: ジョン・リード・キャンベル(Bs)
使者: トニー・ロペス(Ten)、
クヌート・アンダーソン(指揮)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
[録音: 1968年3月/ニューオリンズ歌劇場(ライヴ)]
<ボーナスCD>
『ニューオリンズのドミンゴ』
(1)ドニゼッティ: ランメルモールのルチア~「先祖の墓よ」「間もなく保護の場が」「おお、哀れな人」
エドガルド: プラシド・ドミンゴ(Ten)
ライモンド: トーマス・ポール(Bs)
クヌート・アンダーソン(指揮) ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
[録音: 1966年10月(ライヴ)]
(2)ジョルダーノ: アンドレア・シェニエ~第2幕(二重唱)「胸像はここに」、第3幕「私は兵士だった」、第4幕全曲
シェニエ: プラシド・ドミンゴ(Ten)
マッダレーナ: エリノア・ロス(Sop)
ジェラール: チェスター・ラジン(Br)
シュミット: ジョージ・メイヤー(Bs)
アントン・グァダーニョ(指揮)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
[録音: 1966年3月(ライヴ)]
(3)プッチーニ: トスカ~「マリオ、二人の愛の家へ」「星も光りぬ」
カヴァラドッシ: プラシド・ドミンゴ(Ten)
トスカ: ガブリエッラ・トゥッチ(Sop)
クヌート・アンダーソン(指揮)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
[録音: 1966年10月(ライヴ)]