異色のヒップホップ集団、サイドウォーク・チョークが日本デビュー

メロウ・ヒップホップの最新トレンドはバンド・スタイル!? まるでザ・ルーツとジャザノヴァが一緒に曲を作ったような素晴らしいサウンド!同郷のルーペ・フィアスコもお気に入り!MC、女性ヴォーカル、そしてキーボード、ベース、ドラム、トランペット、トロンボーンのバンド陣、さらにはタップダンサーまでを擁する異色のヒップホップ集団、サイドウォーク・チョークが日本デビュー!!
シカゴで結成されたヒップホップ・バンド、サイドウォーク・チョーク。DJ抜きで5人からなるバンドとタップダンサー、そしてMCと女性ヴォーカルという珍しい編成だが、この手のバンドの中ではかなりの実力者が揃っている。個々の活動ではジャザノヴァ・バンドのメンバーだったり、バディー・ガイやタリブ・クウェリのバックで演奏をしていたりと実力は折り紙付き。2010年には地元シカゴのメディアに「2010年のベスト・ヒップホップ・アクト」と評され、今までにはクエスト・ラヴやデ・ラ・ソウルなどども共演を果たしてきた中、遂にフル・アルバムが完成!
実力派のミュージシャンだけではなく、共同プロデューサーの人選も抜かりなし!同郷のルーペ・フィアスコの傑作アルバム『ザ・クール』を手がけたグレッグ・メイガーを起用。本当の意味でのジャジー・ヒップホップとはこういうバンドのことを指すのではないか?と思えるほど、ジャズとしても、ヒップホップとしても完成度が高い。日本人好みのエレピの優しいメロディーやホーン隊のサウンドはカフェ・ミュージックが好きなライト・リスナーからのリアクションも間違いなし!ルーペ本人もtwitter上でサイドウォーク・チョークのミュージック・ビデオ“Water Song”を紹介するほどお気に入り!!
掲載: 2013年01月08日 15:08