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「読売日本交響楽団アーカイブ」シリーズ(2タイトル)

ザンデルリンク

「読売日本交響楽団アーカイブ」シリーズ
読売日本交響楽団創立50周年&クルト・ザンデルリンク生誕100周年企画

読響アーカイブ・シリーズ始動!
2012年創立50周年を迎えた読売日本交響楽団秘蔵の録音が初めて公になります。
“読響アーカイブ”シリーズの第1弾は、今は亡き巨匠、ザンデルリンクによる名録音、2タイトルの登場です。
※英語・日本語によるライナーノート付き

ついにヴェールを脱いだ!
読響の歴史に刻まれる名演奏。
2011年に98歳で亡くなった名誉指揮者クルト・ザンデルリンク。
結果的に巨匠最後の来日となった1990年の読響客演。この時、巨匠は3回のコンサートを持ちましたが、この日が名実ともに最後の演奏会でした。ハイドンは、巨匠の愛した名曲ですが、立派な佇まいには脱帽です。十八番の“ブラ1”は、悠揚迫らぬテンポでじっくりと歩みを進める大演奏。コクのある音色、懐かしさを感じる渋い響きを読響から巧みに引出しております。デジタル時代は既に始まっていましたが、オープン・リールによる録音故に温かみのあるサウンドで収録されていることも却って良かったのかもしれません。

 

【曲目】
ハイドン:交響曲第82番 ハ長調「熊」
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68
【演奏】
クルト・ザンデルリンク(指揮)、読売日本交響楽団
【録音】
1990年2月7日、サントリーホール
第283回名曲シリーズ・ライヴ、アナログ・ステレオ
※優秀なアナログ・ステレオ録音。サウンド・マスタリング:WEITBLICK

名誉指揮者ザンデルリンクお得意のブラームス。
ブラームスの交響曲は読響と第3番を除いて全て演奏しております。この第2番の演奏は、80年です。高名な二種のスタジオ録音(72年と90年)の丁度中間の時期にあたり、その違いが興味深いところです。一口に言って情熱的なブラームスで、感情注入が随所に見られま
す。フィナーレのコーダは延々と延ばされ、その過激振りはミュンシュすら想起させます。一方、大バッハの末子クリスチャン・バッハのシンフォニアも格調高く、ロマンティックな表現には抗しがたい魅力があります。当時はまだまだクラシック音楽の殿堂であった日比谷公会堂のサウンドも懐かしいところと申せましょう。

【曲目】
ヨハン・クリスチャン・バッハ:シンフォニア ニ長調Op.3-1
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73
【演奏】
クルト・ザンデルリンク(指揮)、読売日本交響楽団
【録音】
1980年11月29日、日比谷公会堂
第173回名曲シリーズ・ライヴ、アナログ・ステレオ
※優秀なアナログ・ステレオ録音。サウンド・マスタリング:WEITBLICK

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年12月19日 16:22

更新: 2012年12月19日 17:30